エッセイ

私がモラハラ気質だったのかもしれない

私の血縁の女性は総じて自称”常識人”であり、世間体を何よりも気にして「~しなきゃだめ」「~しちゃだめ」と家族をコントロールしてきた。私はそれが家を守る専業主婦としての当然の仕事なのだと思って育ってきたのだが、どうやらこれは現代では”モラハラ...
エッセイ

強い愛情から解き放たれて自由な大人になっていた私

先週のことになる。実家に行ったとき、支配欲の強い姉が頑に従おうとしない父にキレてちょっとした修羅場があった。大声を出しながら父に掴みかかる姉。それは亡き母と父の過去の喧嘩を彷彿とさせる光景だった。 私は声も出せずに固まってしまったが、他方で...
アダルトチルドレン

明日は目が腫れるかもしれない

今日少しだけいい事があった。 夜一人になってから、ふと母に言いたいなと思って泣いた。 今の私はほとんどの友達と縁遠くなって夫とは卒婚し、一人の時間がたっぷりあって気楽ではある。 でも、喜びや悲しみを分かち合う人がいないという事に今さら気づい...
うつ病

カサンドラ症候群かもしれないので調べてみた結果

私の長引くメンタル疾患はひょっとして、いわゆる「カサンドラ症候群」なのではないかと思い調べてみました。するとあまりにも当てはまりすぎているので、ここにメモをまとめておきます。 内容を要約するとカサンドラ症候群とは: アスペルガー症候群(AS...
アダルトチルドレン

両親は所詮他人の夫婦なのです

先日、父が亡き母の事を「扱いやすい人だった」と言っていたので私は絶句してしまった。 私の母がいわゆるモラハラ妻だった事はこれまでも書いてきた通り。今でこそ「モラハラ」についての知識がある私ではあるが、子供のころは急に母が怒り出す理由がさっぱ...
エッセイ

寝込んでしまったが生きている

1週間ほど寝込んでしまった。 不調は先週末、夕食後にお皿を拭いていた時に貧血のようになって床に倒れてしまったことから始まった。途中から訳が分からないほど苦しくなって走馬灯が出る余裕もなく死を覚悟したが、何度か嘔吐したらだいぶ楽になってその日...
うつ病

老いていく体

最近、なんだか体の調子が悪い。  朝とにかく起きることができない。ベッドで起き上がってもしばらくボーっとしたまま数時間経過して、いつしか昼になっている事はザラ。歩き始めて家事をしていてもすぐ座りたくなってしまい、座っている姿勢をキープするの...
エッセイ

母も孤独だったのでしょうか

テレビを見ながら朝ごはん(夫は昼ご飯)を食べつつ、調子に乗って時事ネタ解説などペラペラと喋っていたら、夫がテレビを見たまま「うん」しか言わなくなったことに気づいた。まただ。夫が私の事をうるさく思っている時は必ずこうなる。私はそれに気づいた瞬...
アダルトチルドレン

催眠療法を受けて母に会った話

一昨年の話。  母を突然失った私はパニックになり、酷い娘であったことを責め、うつ症状が悪化の一途をたどっていた。夫に苦悩を打ち明けようにもそういう話は聞きたくないと拒否されて避けられるようになり、孤独のまま早く死にたいと自傷する日々。精神科...
エッセイ

父とよく話すようになりました

早いもので母が亡くなってから1年半経った。  1か月に1回ほどだが、一人暮らしの父がいる実家に遊びにいっては父とよく話すようになった。父はもうすぐ90歳になるが頭も体もしっかりしているので、話をしていると年齢を忘れるほどだ。母がいた頃よりむ...
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