明日は目が腫れるかもしれない

今日少しだけいい事があった。

夜一人になってから、ふと母に言いたいなと思って泣いた。

今の私はほとんどの友達と縁遠くなって夫とは卒婚し、一人の時間がたっぷりあって気楽ではある。

でも、喜びや悲しみを分かち合う人がいないという事に今さら気づいてしまった。

亡き母は失敗を許さない人ではあったが、私にいい事があるとものすごく褒めてくれたしものすごく喜んでくれた。

そんな時の母の口癖は「母が生きてたら腰抜かすほど喜ぶだろうと思う。母に教えてあげたい。」だった。

今、母のその気持ちが痛いほどわかる。

母に言ったらどんな風に喜んでくれたかな。

どうして私は陰で母の悪口ばかり言うような親不孝な娘になってしまったのだろう。

最後に何も親孝行をしないまま、母は突然逝ってしまった。

つらいよ。

寂しいよ。

もっと話がしたかった。

もっと喜ばせてあげたかった。

こんな娘で本当にごめんなさい。

テキストのコピーはできません。