人生初の家出をしてしまった

消えたくなったけど死んだら駄目なので気がついたら家出をしていた。
と言っても、病院から家に帰らずそのまま近所のビジネスホテルに1泊しただけだけど。
夫が心配するといけないと思って「ちょっとおひとりさま旅してくる。明日には帰るので(愛犬)をよろしくお願いします。」と律儀にLINEまでして。
家出っていうのか?
でも優等生の私には初めての無断外泊だった(無断ですらないけど)

そもそも何があったんだっけ?
リウマチの手足も仙腸関節障害も痛いし、加えてシェーグレン症候群と思しき体調不良を訴えても誰にも相手にされなくて、ものすごい疲労感と倦怠感でしんどくて仕方がないのに、実家の家族のために夫のために頑張ってあくせく動き回っていたんだった。
そんなクタクタな時に、元気になりたい一心でNetflixで『クィア・アイ IN JAPAN』という番組を見たのがまずかった。

そもそも『クィア・アイ』とは、ゲイとノンバイナリーの5人組が依頼人の外見と内面をステキに改造していく、というリアリティ番組シリーズである。
『クィア・アイ IN JAPAN』のエピソード1で改造されていく日本女性は、実姉を病院で寂しく死なせてしまった罪悪感からか、自分を捨てて患者さん達のためにホスピスを営んでいた50代のナースさんだった。
完全にセルフネグレクトになっていた様子が私に重なって、そんな彼女が最終的には「私は私を許す!私は幸せになる権利がある!」と言ってるところなんて涙無くしては見れなかった。(涙でたじゃん!シェーグレンじゃないじゃん!)

でも、見終わった瞬間なぜだか急に「あ、私はこの人とは違うんだった、私にその権利はない、私が幸せになるのを許してくれる人も、私の幸せを願ってくれる人もいないんだった」と思ってしまったのがC(複雑性)PTSDの怖いところ。
だって私はいいことがあるといつも母に僻まれていたから、私は母より幸せにならないように頑張って頑張って自分を不幸な方へ導いていたし、母の機嫌を損ねるのが何よりも怖かったから今でも無理。
番組を見た後のメンタルの落ち込みがすごかった。

その翌日、痛い腰をかばいながら一生懸命に廊下を掃除機かけていたら、在宅勤務中の夫が急に飛び出てきて「ちょっとうるさいんだけど!後にしてくれる?」とだけ叫んでバタンッとドアを閉めた。
そうなると私のCPTSDが大パニックを起こしてしまったわけですよ。
私は誰かに何かをしてあげることで、その人から見返りに愛情をいただいている存在(だと思ってる)。
それが、良かれと思ってしていた事に対して「邪魔だ迷惑だ」と言われたら、もうどうしたらいいのかわからない。
存在価値を全否定された気がしてしまって、今までやってた事を全部ナシにしたくなって、キレイに整理整頓してたリビングをぐちゃぐちゃにして家を出てしまったとさ。
いや、病院に行く時間だっただけなんですけどね、お泊り道具も一緒に持って家を出たの。

夜はコンビニでビールとおつまみとスイーツを買って、ホテルで一人好き勝手に過ごして、さぞ気が晴れたでしょうと思うじゃん?
それが正反対なんですよ。なんてことをしてしまったんだと、罪悪感でより死にたくなってしまった。
私にはこんな風に自由に過ごす権利などないと。
恐るべしCPTSDである。

それがなぜ死なずに帰宅したかというと、やっぱり愛犬が心配だったから。
外からずっと見守りカメラで寝姿を見守ってたけど、愛犬ちゃんにはそれわからないわけで、めちゃくちゃ寂しい思いをさせたと思う。
本当にごめんなさい。
もう寂しい思いはさせないからね。約束する。

あとXのフォロワーさん達には大変ご迷惑をおかけしました。
盛大な構ってちゃんでしかないこんな無価値な私を、本気で心配してくださる優しい方たちがこんなにいたなんて(涙涙)
全然返信できなかったのだけど、あたたかい言葉を泣きながら読んでいた。
だから孤独死しないですんだの、本当に。
本当にありがとうございました。

それと今日はメンタルクリニックの通院日で、2月から受けていた心理検査の報告書をもらえる日だったから、それは絶対に読みたいと思ってたのもあった。
値段も聞かずに院長に「受けなさい」って言われて受けた5つの筆記検査と2回の面談検査。
気がついたら80,000円ぐらい払わされてたわよオクサン。
やべーな。元とらないまま死ねないだわよ。
でもそれだけ払った甲斐がありました。
報告書を読んだら私という人間が丸裸にされていて、「あぁ、やっとやっとやっとこの苦しさを理解してもらえたんだ」というこの上ない安堵感を感じることができたのです。

それについてはまた次回書くかも。

なんか疲れたしほとんど寝てないから今日はゆっくり寝たいデス。
本当にごめんなさい。

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