トラウマケアの本を買ったけど

今月、2冊の本を買った。
痛みからの解放 ー トラウマによる慢性痛を癒す内なる力との出会い』と『かくれトラウマ ー 生きづらさはどこで生まれたのか』という本で、どちらもトラウマを癒し回復力を引き出すレッスン(エクササイズ)の方法がたくさん書かれている。

これらのレッスンは『痛みからの解放』の著者でもあるピーター・A・ラヴィーン博士が40年以上にわたる研究、調査、実践を経て開発した身体意識アプローチで、『ソマティック・エクスペリエンス』と呼ばれているらしい。自律神経の調整機能・回復力(レジリエンス)を取り戻すことが目的だとか。
ソマティック・エクスペリエンスの公式サイト(日本語)

ざっと読んだところ、どちらにも共通して書かれていたワークは次のようなこと。
いわゆる『マインドフルネス』である。

  • 安全・安定な場所に体をゆだねる
  • ゆっくりした呼吸
  • 身体の中との対話(フェルトセンス)
  • 感じたことをそのままノートに書く

確かにこれはこれでとても良さそうなのだが、私のトラウマは(カウンセラーの先生も触らない方がいいとおっしゃったぐらいで)相当根が深いのか、困ったことに本をじっくり読み進めることができない。
まずトラウマとはなにか、何故いま私がこんなに苦しいのか、その理由のようなものが解説されている部分を読むと、過去がフラッシュバックしてしまって過呼吸みたいになってしまう。
日を改めてレッスンのところだけを読んでやってみようと、書かれている通り目を閉じて安心できる場所や大切な愛犬を思い浮かべながら「ここはわたしの大切な場所」などとつぶやいてみたら、胸が苦しくなって涙が止まらなくなってしまう。
そんな調子だ。

かくれトラウマ』の著者である井上陽平先生によれば、しんどくなったら一旦本から離れた方がいいらしい。

それだけ心身ともに傷んでるってことなのかな。
しんどいなあ。

しかも先週は実家に行った後、その日はなんとか耐えたのだが、翌日の午後とつぜん全く動けなくなってしまった。身体が鉛のように重くなって、床に倒れたまま動くことも話すこともできない。涙も出ない、何も感じない、とにかく動けない。それから丸二日間ダウン。

かくれトラウマ』に書いてあったのだが、これは『凍りつき(フリーズ)』という防御反応なのかもしれない。

どれだけ頑張って耐えていても、限界はいつかやってきます。
それに耐えきれなくなったとき、心と体は、ある日、突然シャットダウンしてしまう。呼吸が苦しくなる。動悸が激しくなる。頭が真っ白になって、体が動かなくなる。
これは『解離反応』や『フリーズ(凍りつき)』と呼ばれる現象です。本来の自分を守るために、脳と神経が、「感じること」を遮断しようとする。そんな、命を守るためのサバイバル反応なのです。

これが慢性化すると『複雑性PTSD』になったり、こわばり・疲労感・無気力・自律神経の乱れ・自己免疫疾患になったりするんだとか。
もうなってるけど。

ほんと、しんどい。
世の中は「親のせいにするな」って簡単に言うけど、自分が大人になってみて知れば知るほどうちの親っておかしかったし私は物分かりが良すぎた。
生まれてから約50年間ずっと、私だけ親の感情のはけ口にされてたんだもんなあ。
そりゃあしんどいよ。

とはいえ。
痛みからの解放』には24個のエクササイズ、『かくれトラウマ 』には22個のレッスンが書かれている。せっかく買ったのだから、調子のいい時に少しずつ実践してみたいとは思っている。

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