9月27日(日)放送のNHKスペシャル「シリーズ 病への挑戦 第2集 うつ病克服へのカギ」を見た。
見逃した方は公式サイトに詳細が写真付きで残っているので、そちらを参考にしてほしい。
NHKスペシャルの内容を箇条書きしておこう。
うつ病の正体は
- 脳の神経伝達物質のうち、意欲や行動に関係するのがセロトニン
→セロトニンの不足によって、うつ状態が生じるとされてきたが… - 最近うつ病は単なるセロトニンの現象ではなくシナプスの減少によることもわかった
- シナプスが減少すると神経ネットワークが委縮するため脳のは働きが低下する
- 抗うつ薬は神経細胞の接続ポイントを増やし神経ネットワークを再構築するものである
ヘルシンキ大学の神経科学者エーロ・カストレン氏
最近わかったうつ病の発症メカニズムは
心理的なストレスを受けると脳の神経活動が過剰に活発になる
→神経細胞の異変を警告する物質が放出される
→この物質が免疫細胞「ミクログリア」に作用する
→ミクログリアが活性化して危険に対処する炎症物質を大量に放出する
→この状態が長く続く(ミクログリアの暴走)
→神経ネットワークがダメージを受けて萎縮
→うつ病の発症や悪化を引き起こす
鳥取大学医学部教授で精神科医の岩田正明氏
体の炎症がうつ病を引き起こす事もあるそうだ
- CRP(C反応性たんぱく)を調べるとうつ病患者のおよそ25%(4人に1人)に体の炎症が深く関わっていることがわかった
- 体で炎症が起こると炎症物質は血管を通って脳に到達
→脳のバリアを破って侵入し神経細胞に炎症を発生させる
→神経ネットワークを萎縮させる - 体の炎症を高める最大の要因のひとつは肥満
→肥満になると脂肪細胞が急激に増大して酸素が足りなくなり死ぬ
→免疫細胞が反応し炎症物質を大量に放出する - うつ病発症リスク(NHKスペシャル調べ)
- 糖尿病でおよそ1.3倍
- 肥満で1.5倍
- 炎症性腸疾患で1.5倍
- 関節リウマチで1.5倍 ← わたしわたし
アメリカ・エモリー大学の精神科医ミラー氏
食事に注意すべき点。
- 超加工食品(ジャンクフード)を避けること
→超加工食品(ジャンクフード)を過剰に摂取すると
→腸内細菌や腸に作用し炎症が発生
→腸と脳をつなぐ神経や血管を通って炎症シグナルや炎症物質が脳に到達
→脳内で炎症が起こり神経ネットワークが萎縮
→うつ病のリスクを高める - 野菜や果物、発酵食品などが腸内環境を良くし、うつ病のリスクを抑制する
オーストラリア・ディーキン大学の精神疫学者フェリス・ジャッカ氏
またうつ病はひとつの病気ではないという。
脳活動の機能不全には、脳回路の障害場所に応じてさまざまなタイプがある。

『うつ病は脳活動の障害』であるという新たな認識への転換が求められている
うつ病は脳回路の障害場所に応じて次の6つのパターンがある
- デフォルトモード
- 重要度の判定
- ネガティブ感情
- ポジティブ感情
- 注意機能
- 認知機能
スタンフォード大学教授で精神科医のリアン・ウィリアムズ氏
中でも抗うつ薬が効きにくい『認知機能タイプ(論知的思考力や記憶力が低下する)』には、rTMS(経頭蓋磁気刺激)が有効だという。
世界でトレンドのうつ病の治療
| 治療法 | 日本語訳 | 内容 | 日本では |
|---|---|---|---|
| tDCS | 経頭蓋直流電気刺激 | 脳を微弱な電気で刺激 | 未承認 |
| rTMS | 経頭蓋磁気刺激 | 脳を磁気コイルで刺激 | 2019年から保険適用 ※実際は自由診療が多い |
以上。
今の私は『認知機能タイプ』(前頭前野)なんだろうな。
数字は間違えるし文字は間違えるし、ちょっと前のことも全く覚えてない。
この文章も入力を間違え変換を間違え、いつもの3倍ぐらい時間がかかってしまった。
抗うつ薬がなかなか効かないのもさもありなん。
何度も見直したつもりだけど、おかしい文字が入っていたらごめんなさい。
そして免疫細胞の暴走が悪さしてうつ病になってるかもしれないと聞いて
「ミクログリアお前もか」という印象。
私の身体の免疫細胞たち、少し静かにしてくれないか?


コメント