覚えてるのに何も感じないのは解離じゃなくて隔離というらしい

愛犬こころの死から12日経った。
亡くなった日の翌日から一滴も涙が出てないし、相変わらず悲しいとか寂しいという気持ちが全く湧かない。

以前の記事で「解離してるんじゃないか」と書いた。

が、別に私はこころを忘れているわけでも、こころが死んだことを理解していないわけでもない。
単に悲しいと思えないのだ。
さらに言えば、なぜかここ何十年も感じていた空しさ・悔しさ・寂しさ・孤独感といったネガティブな感情が根こそぎなくなって、ニュートラルな状態でいつも以上に動き回っている。

これはどうしたことか。
我ながら急に今までの自分じゃなくなって”ヤバイ”と思う。

気になって色々ググっていたら、こういう状態は『解離』と言わないことがわかった。
”覚えているけど何も感じない”のは、フロイトによる防衛機制の中では『隔離』と呼ぶらしい。

隔離(isolation of affect)とは

隔離とは、防衛機制の一つで、出来事の記憶はそのまま保ちながら、それに伴う感情だけを切り離す心理メカニズムです。
フロイトが強迫神経症の分析において重視した概念です。
たとえば、過去のトラウマ体験をまるで他人事のように淡々と語る人がいます。
事実関係は正確に覚えているのに、「つらかった」「悲しかった」という感情がまったく伴わない。
これは記憶から感情だけが切り離された状態であり、隔離が作動している典型的なサインです。
引用:隔離(防衛機制)とは?具体例をわかりやすく解説 ー THEORIES

例えば、親しい人が亡くなっても、涙が出てこない。
これは、意識ではわかっていても、感情が出てこないわけである。
例えば、嫌なことをされても、理性的(クール)で感情を出さない。
これは、ある種の健全な隔離(分離)の例である。
引用:隔離・分離(防衛機制)ー ITカウンセリングLab

似たようなものに『抑圧』という言葉もあるが、『抑圧』は出来事の記憶そのものがない状態らしい。
『隔離』は記憶はあるが感情がない状態。
まさに私だ。

フロイトの防衛機制のうち『解離』『抑圧』『隔離』を表で簡単に説明するとこんな感じだろうか。
いずれも、受け入れがたい感情や衝動が意識に上らないように”自我”を守ろうとする手段である。
『解離』は意識・無意識にかかわらず、完全に切り離しているんだとか。(なので別の人格ができることもあるのよね)
人間の精神世界は面白いねぇ。

防衛機制感情(意識)事実の記憶(意識)無意識
解離切り離し切り離し切り離し
抑圧ないないある
隔離ないあるある

じゃあこのままでいいのかというと・・・

隔離は一時的な防衛機制であり、短期的には個人を保護する役割を果たすことがありますが、長期間にわたって隔離を維持することは、感情的な成長や問題解決の妨げとなることがあります。
引用:解離・隔離/分離の心理的防衛機制 ー メンタルケア研究室

そりゃそうだよね。
なので、長期化する前に”感情を戻す場”も必要だとかで、いくつかの対処方法を教えてくれるサイトがあった。
ありがたい。

対処方法#1
感情に名前をつける練習をする

隔離が長期化すると、そもそも自分が何を感じているのかわからなくなることがあります。
「今、自分は何を感じているだろう」と定期的に自問し、感情に名前をつける練習が回復の第一歩です。

対処方法#2
安全な環境で感情を取り戻す

隔離された感情は、安全な環境の中で少しずつ再統合されていきます。
カウンセリングの中で過去の体験を語り直しながら、そのとき感じていたはずの感情を少しずつ取り戻すプロセスが効果的です。

対処方法#3
身体の感覚に注目する

感情は身体に現れることがあります。
特定の話題のときに胸が締めつけられる、肩が緊張するといった身体の反応は、隔離された感情の手がかりになります。
マインドフルネスや身体感覚に注目するワークが役立つことがあります。
引用:隔離(防衛機制)とは?具体例をわかりやすく解説 ー THEORIES

今はちょっとでもネガティブな感情を思い出そうとすると、なんというか全身の血管が収縮してしびれたようになってしまう。
多分パニックになってしまうので今すぐ試そうとは思わないが、もうちょっと時間がたったらやってみようかな。
カウンセラーと精神科の先生にも聞いてみよう。

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