ぐるぐる思考で自己免疫疾患になったのかもしれない?から治していきたい

先日カウンセリングに行ったときに、先生にHSPの話をした。私が「HSS型HSPはアクセルとブレーキを同時に踏んでいる感覚があるからものすごく疲れやすいんだそうです。まあ私はHSS型じゃない普通のHSPですけどね」などと言っていたら、先生が「ぐりえさんはHSS型HSPかもしれませんね」とおっしゃるので目からウロコが100枚ぐらい飛び散った。

おさらいしておこう。HSP(Highly Sensitive Person)は感受性が極めて高い人のことであるが、狭義には感受性が極めて高い内向的な人を指す。HSPは全人口の約20%で、そのうち内向的なHSPはその7割程度らしい。またHSS(High Sensation Seeking)は刺激追求型という意味で、人間が刺激追求型か否かの可能性は半々だそうだ。つまりHSS型HSPは刺激を求めるが内向的な人のことで、全人口の約7%ほどいることになる。

私はてっきり自分が『刺激を追求しない内向的な人間』だと思っていたのだが、先生曰く『アクセルとブレーキを同時に踏んでいる』というのが私に当てはまるのではないかと言うのだ。いつもいつもアクセルを踏んで、感覚を研ぎ澄ませながら情報を収集してはぐるぐる考え続けているのに、矢印が内向きにブレーキを踏んでいるから繊細で疲れやすくげっそりしてしまっていると。なるほど、そういう考え方もあるのか。考え方を変えたら楽になる訳でもなんでもないが、常に疲れている理由がなんとなく腑に落ちる。

そんな矢先、とあるツイートが目に入った。まさしく『ぐるぐる思考1』についての考察である。

おお、これまた目からウロコ!
わかりやすくまとめると、こういうことですかね。

辛い環境
 ⇩
感じることを拒否するためにずっと考える
 ⇩
思考を使って感情を抑え込むようになる
 ⇩
そもそも感情を感じないようになる
 ⇩
感情を麻痺させることで生き延びてきた🙌

私を日々疲れさせている『ぐるぐる思考』は、辛い環境を生き延びるために必要な技術だったのか。「ストップ!」と自分に言い聞かせるぐらいじゃあ止まらない訳だ。生命維持だもの。納得。なのでモリさんは「本当の問題は『ぐるぐる思考』ではなく『感情の抑圧』にある」とおっしゃる。でも『感情の抑圧』をやめたいと思っても、昔の自分が必ず抵抗してくるという。

え??じゃあどうすりゃあいいの???
誘導されるままにモリさんのnote「アダルトチルドレンが抑圧してきた感情を解放する方法」を読んでみた。すると、さらにめちゃめちゃ興味深い文章があった。

ただ、感情の抑圧については絶対にやめた方がいい。なぜかというと感情の抑圧は病気の原因になるからです。例えば、怒りは攻撃のエネルギーで抑圧して溜め込むと自分を攻撃しはじめます。一部の医師、専門家の中には体が自分を攻撃してしまう自己免疫疾患も怒りの抑圧が原因だと指摘する人もいます。腰痛もそう。腰痛は怒りなどの感情を抑圧しているわかりやすいサインです。

えええ!ワタクシがっつり自己免疫疾患(関節リウマチ)発症してるんですけどー!もう言い当てられすぎて笑ってしまう。思考が自分で自分を攻撃していることは自覚していたが、免疫システムまで自分を攻撃していたとは(笑) もちろん腰もめちゃめちゃ痛い。

とにかくどうすりゃあいいのか、慌てて先を読み進めてみたら・・・

では感情の抑圧をやめるとはどういうことでしょうか?
どうやったら感情を自分の中から出すことができるでしょう?
(中略)
それは自分一人でできるのです。
(中略)
前置きはこの位にして、それでは早速はじめましょう!

ここから先は4,800円

ヽ(・ω・)/ズコー 金とるんかーい!

まあそりゃそうですよね。カウンセリングに行くより安いからちょっと読みたくなってしまった。でもモリさんのプロフィールに「心理カウンセラー」「AC・毒親研究家」「YouTube登録者数2万人」というのを見てそっと閉じ。

「心理カウンセラー」って一見信頼できそうな肩書だけど、誰でも名乗れる無資格の肩書だ。ご自身が毒親に悩み克服されたようなので、アダルトチルドレン(AC)の気持ちは本当によくわかってくださってるのは確かだと思う。でもだからこそ手に取るようにわかる読者の不安と恐怖に巧妙につけこんでお金を取るのは、ただの『不安商法』じゃないかー!(怒)

取り乱しました。生き方はひとそれぞれなので否定はしません。

と、とりあえずヒントをもらったので、これからは『ぐるぐる思考』が始まったら「ストップ!」と声を出すと同時に「感情を抑圧させない!」「私はいまどういう感情なの?」などと自分に声掛けしていこうと思う所存。感情を出すのは誰かに怒られそうでものすごく怖いけど、他人は私が思うほど私の感情に興味がないらしいので。それでよろしい?


  1. ネガティブな思考をくりかえしくよくよと考え続けてしまうこと ↩︎

引用ツイートが削除されたらいけないので転記しておきます⇩

ぐるぐる思考が多い人ほど感情の抑圧が強いんですよ。感情を感じないためには思考を使って感情を抑え込むしかない。だから、感じることを拒否してる人はずっと考えてなきゃいけない。ぐるぐる思考をやめようと思ってもできないのはそれが必要なことだからです。この場合の本当の問題は、ぐるぐる思考そのものではなく、感情を感じないようにしてることです。もっとも、そういう人は辛い環境を感情をマヒさせることで生きてきた人だったりするんですね。当時はそうするしかなくて。感情の抑圧はもうやめたいと思った時、その当時の自分が必ず抵抗してきます。その自分に負けないことです。

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