ここのところ毎日のように線状降水帯による豪雨被害のニュースが流れてきて、心を痛めている。
でもちょっと疑問なのは、急に豪雨になった駅前のインタビューで「雨が降ると思わなかったから傘持ってなくて~(笑)」みたいなこと言ってキャッキャしてる人がしばしばいることだ。
いやいやいやずーっと雨の天気予報だし、なんなら”線状降水帯発生半日前予測” が出る出るって言われてましたやん!
頭の中で「アホの子なの?」と思いながら見ていたら・・・うちにもいましたわアホの子が。
うちのアホの子(夫)は千葉の豪雨も名古屋の豪雨もネパールの大洪水も、とにかく日本や世界で起きている社会的なニュースを、自分では何ひとつ知らない。
(これぐらい知らないと他の人との話についていけないだろう)と心配する私が、たまに夜ご飯の時に「これ知ってた?」とその週のニュースをかいつまんで教えてあげるのだが、まず彼は基本的なことを何も知らない。
例えば「この前も千葉で豪雨あったけど」などと前置きをすると「豪雨なんてあったっけ?知らない。」と話が合わないので、まず何を知ってるのかから聞き出して知らないところからの情報を教えてあげないといけない。
そうすると夫は(なんで俺に関係ないどうでもいい話を長々としてくるんだろ、うるさいなー)という顔をして相槌も打たなくなり、そのうちiPadでゲームし始める。
あと「知ってる?」みたいな話し方が、バカにされてるみたいで頭にくるらしい。
何を知ってるか知らないかわからない人に、どう話を始めればいいんだ・・・
うちの夫は、仕事の他はYouTuber()の動画とカープの試合とiPadのゲームとFacebook()しか見ないから、たぶんそのフィルターバブルの世界の中だけで生きてるんだと思う。
フィルターバブルとは、検索エンジンやSNSなどが個人の好みに合わせて情報を最適化(パーソナライズ)するため、自分と似た意見や好みの情報ばかりに囲まれ、異なる視点や意見が見えなくなる現象のことである。
Wikipediaより
「フィルターバブル」はネット空間の用語だが、最近は現実世界でもフィルターバブルに生きてる人が多い気がしている。
電車内でお化粧したり食べ物食べたり優先席でゲームしてたりする人達。
ヘッドホンして歩きスマホしながら車道に出てくる人達。
彼らにこちらがいくらアイコンタクトを取ろうとしても、全く見てくれないのが気持ち悪くてしょうがなかったが、彼らは現実世界で自分のパーソナルスペースがフィルターバブルみたいになってるんだろうと思う。
そういう人たちは、自分から外の情報を取りにいかないのよ。
だから急に豪雨が降ってびしょ濡れになってびっくりしたりするんよね。
フィルターバブルに入ってる人たちは危機管理能力がないから、事故や災害に巻き込まれて亡くなるリスクは高いだろう。
もうそれは自己責任だからしょうがない。
ただ他の人に迷惑をかけるのはやめてほしいわねぇ。
というのもフィルターバブルの中に生きている人は、もちろん世界の気候変動とかに全く興味がない。
なので例えばうちの夫に節電をお願いすると

使ってない電気を消して!
外涼しいんだからエアコン切って!

なんで俺がそんなことをしなきゃいけないんだ?
俺が快適に過ごしたいのを邪魔するな!
お金は俺が稼いできてるんだ!

いやいやお金の問題じゃなくて
SDGsにも地球温暖化対策しましょうってあるでしょ?

は?なんでそこでSDGsがでてくるんだよ!
意味わかんない
と逆に私がおかしいみたいな扱いをされてしまう。
一般常識が違うから、話にならないのだ。
もっと困るのは、こんな感じの「自分から情報を取りにいかない」人が今の人類の半分ぐらいを占めていることではないだろうか。
『今この時の自分自身が楽しいこと』しか考えていないから、社会問題に興味がない。
そしてもちろんネット空間でもフィルターバブルに浸かっているから、すぐに陰謀論に騙される。
そんな人たちが選挙権をもっているし、政権に入り込んでいる。
「地球温暖化はフェイクニュース!」という大統領がいるとかいないとか。
「終末時計」は残り85秒だという話だが、この調子では人類滅亡の時はどんどん早まっているのではないだろうか。
どうせ私が死ぬまでにそんな事は起きないだろうとタカをくくっていたが、意外とこの目で見られるのではないかという気までしてきている。

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