外に出るとイライラするのは

うつ病

 抗うつ薬をやめてから特にイライラが止まらないことは以前にも書いたが、連休中も始終イライラしていて夫にはだいぶ迷惑をかけてしまった。元気になってくると外に出る機会も増えてきて、他人の行動を見てイライラすることが本当に多くなった。
 それでも例えば、歩行喫煙者とか歩道を走る自転車とか優先席に座る若者とか、そういうマナー違反な人にイライラするのは自分でもわかるのだが、先日は黒い日傘を見ただけでイライラした自分がいてビックリしてしまった。たまにいるのが、黒い日傘に黒い帽子に黒い長袖カーディガンに手袋をしている人。そしてその格好で公園で子供と走ってたりする。なんかもう見るだけで生理的にダメだ。自分なりに分析をすると、私は美容とか健康とか環境とかにあまり興味がないので、そういう人の心境が理解できない。マナー違反の人に対してと同じように、自分が理解できないことをする人に対していちいちイライラするようなのだ。
 夫にも「なんでそんなことでイライラするの?」と言われるし、自分でも大人げないと思う。でも止まらない。精神安定剤を飲んだほうが穏やかな生活を送れるのだろうが、せっかく断薬ができたのだからなんとなく薬には頼りたくない。まだあまり外に出ないほうがいいのか、それとも荒治療ながらもどんどん外に出て社会生活に慣れる練習をしたほうがいいのか。

 余談だが、前に書いていたブログに「睡眠の科学」という興味深い記事を見つけた。テレビのドキュメンタリーのまとめなのだが、”睡眠不足と情緒不安定について”が気になった。睡眠不足になると、感情をつかさどる”扁桃体”と、論理的思考および決断をつかさどる”前頭葉”との連絡が遮断された状態になる。要は感情と理性がつながっていないため、情緒不安定になるというもの。
 そういえば私が日中のどうしようもない眠気に悩み始めたのと、イライラが止まらなくなってきたのは同じ時期のような気がする。夜の睡眠不足または睡眠の質の低下が起因しているのかもしれない。睡眠についてもう少し真剣に考えてみようと思う。

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睡眠の科学どんぐりの背比べ
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