最近X(Twitter)に「このアカウントの持ち主は本日〇時に永眠いたしました」のような告知をよく見るようになってしまった。そんなのばっかり目で追ってるからおすすめに出てきちゃうのかもしれないが、明日は我が身である。「立つ鳥跡を濁さず」のためにできる事はやっておかなければ。
ふと昨年書いた『遺言書』を読み返してみた。
当時は夫のことを、”私を利用するだけ利用して私が困っている時は無視する酷い人” だと思って見切りをつけていたので、遺言書には夫に財産を相続させない旨を書いていた。
だがこの1年で私もだいぶ学んだようで、夫が私を無視しているように思えるのは夫の非定型発達特性のせいであり、私が夫をつい頼ろうとしてしまうのは虐待サバイバーなりの愛着障害であることがわかってきた。なので不思議と今は、当時のような ”夫への憎しみ” はない。
そういう訳なので、遺言書を新しく手書きして捺印した。もちろんお世話になった人には感謝の気持ちを遺贈するが、残りの財産は全て夫に相続させるようにした。これで安心安心。
でも1年でこの調子なら、しばらくしたらまた気が変わるかもしれないなあ。10月~11月は母の命日と冬季うつ(日照時間・気温・天候に関連する季節性感情障害)のせいで死について考えることが多いので、毎年この時期に遺言書のアップデートをしようと思う。
それにしても、90歳をとうに超えてる我が父は趣味を楽しみ新しいことをどんどんやろうとしているのに、私ばかりが死ぬ支度をしていて訳がわからなくなる。終活をしたいのに、未だに実家の家とお墓を片付けることができなくてそれだけが気がかり。きっと父より私の方が先に逝くのだろう、しらんけど。


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