痛みの我慢

うつ病

 うつ病がよくなってくるのに反比例して、体のあちこちの不調が気になるようになってきた。さしあたっては前にも書いた顎関節が原因と思われる顔面痛や頭痛と、謎の右腕痛と、子宮筋腫の腫れ。子宮筋腫はともかく、頭痛をはじめとする痛みって客観的判断ができないから難しい。他人と痛みの程度を比較することもできないし、どこまで我慢すればいいのやら。
 そういえばうつ症状がひどかった頃は、痛みの類いには鈍感だった気がする。人は常になんらかの不満を抱えていないといけない生き物なのかもしれない。何かが解決すると別の何かが顔を出すのかなと思う。その最たるものが「不定愁訴」になるのだろうか。「不定愁訴」の痛みも抗うつ薬で治療すると聞いた事がある。あんまり痛い痛い言ってるとせっかく断薬した抗うつ薬のお世話になりかねないので、我慢しなければいけないと自分に言い聞かせている。
 書きながら思ったが、うつ病のときは抗うつ薬のおかげで頭痛が和らいでいたのかな。薬1つで痛みがすっかりなくなるならちょっと魅力的。抗うつ薬を飲んでいた頃のあのまろやかな感覚が懐かしい気もするが、でもやっぱり断薬の努力を思い出すと手を出すわけにはいかない。我慢、我慢。

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