日記を続けてきてよかったと思う

エッセイ

 先日みつけた過去のブログのバックアップ。読めば読むほど味わい深い日記だなあと思い、このサーバーに転載することにした。1つ1つ記事をコピペしていると、うつ病寛解中だった私が、悲しいほど真面目に丁寧に日々を生きていたことがよくわかる。文章とは本当に不思議なもので、文字の羅列でしかないのに当時の状況がまざまざと脳裏に蘇るのが面白い。

 それを思えば、最近はいかにいい加減に時間を浪費しているのだろうと思う。何をしていたかも思い出せない。思い出せないのはいい加減に生きているからなのか加齢のせいなのか、どちらにせよ碌な生き方をしていないのは確かである。ただ、うつ病予防の観点からいうと、いい加減に生きるというのはとても大切なこと。過去の私はあまりにも真面目だったからうつを発症したのだろうし、今の私はいい加減で自己中心的な思考を得たのでうつ病の症状が和らいでいるというのもある気がする。この辺はトレードオフだ、と今ならわかる。

 あと過去のブログを読んで意外だったのは、昔は事あるごとに夫に感謝していたことだ。自分にも夫にもビックリした。お互いどうして変わってしまったのかなあ。2015年にブログをやめてから8年間の自分史が空白である。これはとても残念なことな気がした。その間に何があったのか。ノートに日記をつけてた気もするから、今度探してみるか。

 どうせ私しか読まないとはいえ、自分を深く知る上でやはり日記をつけていて良かったと思う。人生の終焉にむかって「自分とは何だったのか」をまとめる作業もなかなか味わい深いのではないだろうか。

5年日記を続けた人はこれから何かを成し遂げる人
10年日記を続けた人は既に何かを成し遂げた人

(ググったら原敬の言葉って出てきたけど本当かな?)

 中学生の時にこの言葉を知ってつけ始めた日記である。これからポツポツと、また普通の日記を書いていければと思う。


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