母に子宮筋腫の手術日程を伝えた。まず「決まってよかった。これでスッキリするといいわね。」と喜んでもらえたので、手術を決めてよかったとホッとしたのだが、話の流れで「そりゃ子宮筋腫で医者なんかに行ったら医者は手術しろって言うに決まってるわよ。あっちだって商売なんだから。」とも言われて、やはり理解はしてもらえてないのかなと残念に思った。母にも悪気はないのだろうが基本的におしゃべりなのだ。心にしまっておけばいい事までもが言葉の端々にポロッと出てしまう人なのだと思うことにした。
とは言え、全体的に心配はしてくれている感じだった。そして過保護っぷりが再燃してきて、あれこれと世話を焼きたい様子。心配してくれるのはありがたいのだが、張り切りすぎて疲れてしまって機嫌が悪くなり、その結果父に当たり散らすといういつものパターンになりそうで、こちらはそれが心配だし父に申し訳ないと思う。母からは退院後もしばらくは実家で過ごすように言われている。誰に聞いてもそれがいいと言われて「嫌だ」と言えない雰囲気なのだが、ぶっちゃけ私は家でゆっくり1人で過ごしたい。たまに遊びに行くことで良好な距離感を保っている実家なのに、一緒に暮らすとなるとまた話は別だ。物理的な不自由なんていくらでも我慢できるが、1日中ケンカを聞かされ続けるのは術後の体で精神的にまいってしまいそう。すでに私の手術の日程をめぐって一悶着あったみたいだし。
周囲に及ぼす影響をいろいろと考えていたら、やっぱり手術なんてやめればよかったと面倒くさくなってしまう。波風を立てているのは他ならぬ私なのだからただ申し訳なく、手術を選んでしまった自分の我慢の足りなさを責めるしかない。
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