寛解と回復

うつ病

 この1ヶ月ほど激しかったイライラだが、少しずつおさまってきた気がする。やはり薬を減らした影響だったのかなとも思える。イライラしすぎて疲れたというか慣れてきたというか、「もうどうでもいいや。」と思うことができるようになってきたのが以前と違うところだ。そのたびに根気強く話を聞いてくれた夫には本当に感謝している。
 ところで、今日たまたま「寛解」という言葉を知った。完治せずとも、臨床的に「問題ない程度」にまでよくなった状態のことを医学的に「寛解」というのだそうだ。たとえばうつ病では、症状がほぼなくなったがまだ完全には社会復帰できない状態が「寛解」で、その後治療を続けてうつ病を発症する前の状態に戻ることを「回復」といい、回復状態を1~2年維持した後に投薬を中止するのだそうだ。なるほど、減薬中の私はとっくに「回復」していたことになる。なんだか自分の感覚的には、まだ「寛解」といったほうがしっくりくるのだが、本当にこのまま薬をやめてしまって大丈夫なのか。少しだけ不安。
 ついでにいろいろ調べていたら、うつ病の治癒過程には何段階かのステップがあることを知った。症状は以下の順番に改善されていくとのこと。

1.イライラ
2.不安感
3.憂鬱感
4.手がつかない
5.根気がない
6.興味がない
7.喜びがない
8.生きがいがない

こうして並べてみると、今の私はそろそろ「興味」という感情が出てきた段階かと思う。お肌の手入れをしたり、新しい洋服を買ったりするようになってきた。ただし、まだ喜びや生きがいを感じることができていないといった印象。
 よしあと少しだ。頑張ろう。なぜかイライラが最後まで残っているのが不思議ではある。

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治癒(Wikipedia)
うつ病の治療過程(utsu.jp)
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