参議院選挙まであと2日となった。X(旧Twitter)を見ていると、明らかなデマが多い某〇政党のデマが続々とファクトチェックされているが、世論調査を見ると依然としてかなりの議席を獲得しそうで驚くばかり。私は間違ってることが本当に本当に大嫌いなかなりの完璧主義者なので、見てると何とも嫌な気持ちになってしまう。
今までの選挙では、実現不可能な政策を声高に掲げる政党に眉をひそめていた私。
だが昨年末の兵庫県知事選挙あたりから日本でも、政治家がSNS(主にYouTube)で他者や他党に関するデマを拡散し先鋭的な「信者」を集めて票を獲得する、もっと恐ろしいフェーズに入ってきたように思う。これは各メディアでも指摘されているとおり。
しかもいくら新聞・テレビがファクトチェックをしても、「オールドメディアの言うことは全部嘘」だと思い込んでいる人たちには全く届かない。これが令和の現実である。
本当か嘘かを見極めるのは難しくても、発言に論理性があるかないかは誰にでもわかるはずだと思うんだけどね。まず、論理的におかしなことを言っている人の言うことはあまり信じない方がよい。
けれどもデマ系”インフルエンサー”は言葉巧みに人々を”洗脳”していくようだ。論理的矛盾に気づけない人たちは、何が原因なのだろう?知能?
昨日のNHKニュースで、知的障害がある人たちに投票を促す話題をやっていた。
私は、優生思想は決してよくないとわかった上で、知能が低い方々が本当に正常な判断ができるのだろうか?と心配になってしまった。デマに騙されないのか?読まされている文章は偏っていないのか?スタッフの人の意見に左右されないのか?それこそ耳障りのいい言葉の”論理的矛盾”に気づけないのでは?
でも。その考えを一変させる出来事があった。とある高IQ集団のメンバー内アンケートで支持政党を問うものがあったのだが、その結果なんと、大手メディアで報道されている現在の政党支持率とほぼ同じだったのだ。つまり某デマ政党の支持者がかなりいたということ。
知能が高ければデマに騙されないという訳ではなさそうです!
あっ、守秘義務、守秘義務。
ちなみに、これと論理的に同じ意味を持つ”対偶”は「デマに騙される人が知能が低いという訳ではない」ですね。
2025年4月1日からSNS事業者に対して「情報流通プラットフォーム対処法」が施行されたが、これは誹謗中傷や権利侵害についてのみ。明らかなデマやAIやbotが生成した情報に対する法整備も待たれるところである。
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