元祖アダルトチルドレンである私も、母が他界して4年もたてば自分の気持ちを自由に感じることができるようになって解放感を味わっている、と先日書いたばかり。
ところがそんな事を書いたせいか、はたまたSNSの『毒親』フィルターバブルに入ってしまったせいか、急にまた色々と思い出してうなされるようになってしまった。
まだまだ情緒不安定である。解脱は遠い。
忘れろ忘れろ。
ところで、先日のひるねさん。この方、本当におもしろいし言語化能力すごい。
「ネイティブカサンドラ」って言葉はじめて聞いたけど、目からウロコである。
まさしく私はネイティブカサンドラ(予言を誰にも信じてもらえなかった悲劇の王女)だった。物心ついていくら「うちの家族はおかしい」と訴えてみたところで、誰一人としてわかってくれる人はいなかった。「どこの家庭も悩みはあるよ」「子供を愛してない親なんていない」「親になってみればわかる」と言われ続けて、「私がおかしいんだ、私が死なない限り苦しみは終わらないんだ、この世界から抜け出すには私が死ぬしかないんだ」そう思い続けて大人になった。
んで救いを求めて結婚したところで母とは離れられず、母が他界して気づいたことには夫婦間がもっとカサンドラだったのうける(笑)
これには割とすぐ気づいたので地道なトレーニングを重ねたところ、今は他人と心が通じ合わなくても「へんなひと!」と軽く受け流すことができるようになった。だいぶ生きやすい。
実はひるねさんが、上記の連ツイの最後に真理を書いてくださってた。
わたしはずっと、わたしを完璧に理解してくれて心の底から分かり合える他人が必要だと思ってきたし、どこかにいるその人を一心に求め続けてきた。
でもそんなものは存在しなかったし、そもそも必要じゃなかったんだ。
わたしが本当にほしかったもの。
それは「自分自身とのつながり」だったんだよね。
そうなのよ。私はそこに気づくのに50年かかってしまったよ。
それから本当か嘘かわからんけれど、プチ情報。アダルトチルドレンの過緊張について。
早く言ってよー!という感じ。
10年以上前だけど、四六時中群発頭痛みたいに頭が痛くなって、色々回った挙句最後には大学病院の顎関節治療部に行って「食いしばり」が原因ではと言われた件。
私の2013年のブログに書いてあるけれど、その時はナニソレって感じだったし、なぜ私に食いしばり癖があるのかもよくわからなかった。
その原因が幼少期の環境かもしれないとは、これまた目からウロコである。
言われてみれば、アダルトチルドレンが常に警戒モードで身体ガチガチなのめちゃめちゃわかる。常に他人の感情の変化を警戒して周囲の音に聞き耳たててるから、ギュッとお口を一文字に結んだまま首が前に出ちゃって両肩持ち上がっちゃってるのよね。これが過緊張なのか。
実のところまだ食いしばり癖が治ってない私。今でも気がつくとギリギリカチカチ上下の歯を噛みしめている。初心に返ってストレス→食いしばり→頭痛 の流れを断ち切ろらねば。もう顔色を伺うべき人はいない。家でぐらい口開けてふんぞり返ってのんびりしなきゃね~
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