今日はまたしても『毒親』がらみの話題。最近アダルトチルドレンクラスタで炎上(?)している投稿があって気になっている。
この方は何不自由なく育ててもらったけれど、母親がいつも不機嫌でイライラして怒ってため息をついていたせいで愛されているなんて感じられなかった、というもの。連ツイにあるのは、お母さんはがんばらなくていい、無理しなくていい、その代わりいつでもニコニコ笑っていてほしい、それだけで子どもはしあわせなんだ、という至極真っ当な内容だ。
なのにこのツイートが ”叩かれている” らしい。
例えば、元の投稿よりはるかにいいねが多い引リツがこれ。
ほえー。
手伝わない夫に文句言いたいのか煩い世の中に文句言いたいのか知らんけど、その不機嫌を子供にぶつけちゃうんだ。いや、本当は不機嫌をぶつけないように頑張ってるんだけど、そう言いたくもなるぐらい疲れてるのかな。そう思いたい。
例えばこれが「私は綺麗好きなのに、夫が部屋をどんどん汚すから」だったら私もいいねを100万回押したい。自分のことぐらい自分でできるはずの健康な大人の世話を、何から何までさせられてるのだったらそりゃ夫に対して不機嫌にもなる。
でも相手は自分の子供でしょ?親を頼って生きるしかない幼い子供でしょ?そんな弱い存在に対して不機嫌をまき散らすことを「私だって寝たいのに」などの自己都合的な理由で正当化はできないよね。
子供からしてみたら、お母さんがどうして不機嫌なのか全然わからなくて怖いわよ。わかったとしても自分のせいにされたら罪悪感しか生まない。つらい。
さらにはこんなエアリプまで万バスですよオクサン。
ええ?「ニコニコしていなかったから毒親と言われる」なんて誰が言ったんだろう?
ニコニコしない親がみんな『毒親』なのではない。ニコニコしないことで子供に不安と罪悪感を与え、子供に自分の機嫌を取らせながら精神的に支配することまでがセットで『毒親』なのだ。
だいたい不機嫌で人を支配するのはフキハラよ。立場の強い者がやったらパワハラ。大人だったら自分の機嫌は自分で取らなきゃいけないのよ。
そりゃイライラすることもあるでしょう。イライラするなとは言わない。ずっとニコニコしてろとも言わない。イライラしてしまっても、子供が不安そうな顔してたら例えばニコッと笑いかけてあげるだけで子供は安心するよって話なだけなのに。ましてや子供のほうから一生懸命に機嫌とってるのにニコリともしないなんて日にゃ、それもう立派な『毒親』よ!
私にはもう遠い話だけどね。
世の中のお母さんたちには頑張ってもらいたいな。
そもそも『毒親』『アダルトチルドレン』という関係が生まれたのは、家族の形が大家族から核家族へと変化し、仕事最優先の夫が孤立する妻を支えず放置したことが原因とも言われてる。お母さんを一人ぼっちにさせるのがいけないのは間違いない。それはわかってる。
だけど、何度も言うけど大人は自分の機嫌は自分で取らなきゃいけない。あえて「ニコニコする」のは、苦しい時に自分で自分の機嫌を取る魔法でもあると思うんだ。
私にできるのは、街で困ってるお母さんに笑顔で声かけたりするぐらいしかできないけど。
もうアダルトチルドレンの連鎖は断ち切ってほしいな。
コメント
こんにちは(. ❛ ᴗ ❛.)気付けば今年のカレンダーももう4枚しかありません!1年の早さにビックリですわ〜
私は、このXの投稿を見て、今のお母さんたちは大変だなと思います。SNSでちょっとしんどさを呟いたらいろいろ言われ…
私はSNSのない時代の子育てで本当に良かったです。
私は子どもがそもそも苦手だし、不機嫌になる気持ちも良く分かる。でもそういう愚痴は母親に聞いて貰ってましたね。
Xって特に難しいツールだと思うので、私はやらないと決めています。愚痴をうっかり書いて燃えても嫌だし。
親もアラサーくらいじゃそんなに人間出来ていないので、親子喧嘩が派手な時もありました。でも親しいママ友さんは「そんなんどこも一緒!」と言ってくれて救われました。
それでも娘とは一緒にカラオケに行ったり、仲の良い方ではあったと思います。私は娘に親として育てて貰ったな〜、とひたすら感謝です。
今日、「おかべろ(という番組)」見ていたら平愛梨さんがゲストだったんですが、彼女は4人の息子さんを全員違う国で産んでいるんですね。
勿論稼ぐ旦那さまだから、良い生活なのは当たり前なのですが、出産のリスクに貧富の差はありません。
1人目の出産前に長友さんが急に移籍になり、イタリアで1人で出産する話も、その後の国によって違う出産体験も凄いと思いました。
彼女はちよっと天然な人?と思っていたのですが、人間的にすごくキャパシティのある人だなと尊敬します。彼女が長友さんより年上ということも知りませんでした。
ああいう、お母さんという一大事業に向いている人もいて、長友さんの見る目も素晴らしかったな、と納得しました。
平さんのような人が子育てすると、日本も救われるんじゃないかと感じた日でした。