3ヶ月ぶりに顎関節症治療部へ行ってきた。5回目の通院。今回も先生といろいろなお話をさせていただいてスッキリして帰ってきた。
頭部の痛みには大きな波があり、悪くはなっていないものの良くもなっていない事を伝える。バンテリンを塗りたくっている事については、市販の外用薬は薬効成分も少ないし、あまり副作用の心配はしなくてもいいのではないかとのこと。ロキソニンの内服については、肝臓で分解するのだから肝臓に負担をかけることは確かとのご意見。それを聞いて、やはりロキソニンよりバンテリンだなと思ったのは私の自己判断である。
どうしても痛みを抑えたい場合の薬物療法についてもお話があった。神経系に働きかける安定剤または抗うつ剤を使う。少なからず副作用は出るので、痛みと副作用のどちらを取るかということになる。中には依存性の高い薬もあるのでその使い方。などなど。そしてやはり「痛み0を目指すのではない」と言われた。痛みが全くない状態は不可能なので、受け入れていかないといけないのですね。せっかくやめた安定剤と抗うつ剤である。断薬するのも大変だったことを考えると、すぐに「飲みます」とは言えない。今はもう少し頑張ってこの痛みと付き合っていくことを選んだ。
ついでに来月子宮筋腫の手術をすることを報告したところ、先生が「その後、頭の痛みも増すかも」と脅すではないか。痛みは脳が感じるもので、他に大きな痛みがあるとその痛みを覚えてしまい、従来の痛みまで大きく感じる可能性もあるとかなんとか。でも原因もわからず痛みが強くなるのは辛いから、そう思って構えていたほうが楽でしょと。さらに「梅雨時期も痛みが増すかも」と脅された。なんともひどい先生だ(笑)
最後に先生が「こんなの試してみる?」と変な丸いテープを出してきた。水溶性チタンが配合されているテープなのだそう。何がどういいのかはまだ不明なところも多いのだそうが、先生が実験的に顎関節症の患者さん何人かに痛いところに貼ってもらったところ、6割だか7割だかの患者さんの慢性痛が軽くなったという。この結果は論文にもしたらしい。藁にもすがる思いの私は「使いたいです!」と即答して、テープを何枚かいただいてきた。そして早速顎に貼っているのだが、まだ効果はわからない。痛くないわけではないが、ひどく痛くもならない感じ。私もその6割か7割に入ることを期待しつつ、しばらく試してみたいと思う。
たぶんそのテープはこれ↓
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「顎関節症による疼痛に対する水溶性チタン含浸テープの効果」として 東京医科歯科大学大学院が行った臨床予備試験が論文掲載されました。(msn産経ニュース)
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