最近Amazonにどっぷりハマっている。家にいながらにして何でも買えるのが魅力的。いまや日用雑貨から食品類までそろっている。夜中にパソコンやスマホでポチっとしたものが翌日には手に届くのだから、買い物なんて行かなくてもいい。まさに引きこもり御用達のサービスだ。深夜の『快適!Amazon生活』という番組で1ヶ月間Amazonだけを利用して生活する実験をしているそうだが、余裕で生活していけると思う。誰とも接しなくとも、1人でも生きていける世の中になった事が喜ばしい。
昨日『カスペ!』という番組で「いまドコ?物流大作戦~運ぶ裏側すべて見せます~」という特集を見た。Amazonの即日配送に密着していた。さぞかし機械化が進んでいるのだろうと思ったら、在庫管理こそコンピュータで行っているものの、意外なほど人の手で商品をかき集め運んでいたのでビックリした。
よく「人は1人では生きられない」と言う。そうは言っても人は所詮1人で生きていくものなのだと思っていた。1人の方が気楽だしむしろ関わらないで欲しいと思っていた。実際Amazonさえあれば1人で生きていける気持ちでいた。誰も頼らないし頼りたくもない。けれどもこの番組を見て本当はたくさんの人が私のために働いていてくれることを知り、商売とはいえ申し訳なく思った。
以前どこかで「今日1日死なずに生きていられたのは、誰かがそっとあなたのために動いてくれたから」というような話を聞いてハッとしたのを思い出した。1人で生きていけると思っていたのは勘違いも甚だしい驕りなのだろう。
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