Amazon Alexa の いびき対策

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 Amazon Alexa(アレクサ)には「いびき対策」があるのをご存じだろうか。今回はその機能の説明や効果などについてご紹介していく。

いびきをかく人のための深い睡眠

 Amazon Echo などを寝室に置いている人&いびきをかいてぐっすり眠れた感がしない人に朗報(?)である。
 アレクサアプリの「その他」タブから「定型アクション」を選択すると、「おすすめ」項目の中に「いびきをかく人のための深い睡眠」がある。

 夫のいびきがすごいので(夫同意のもと)設定してみたのだが、これはなかなかの謎機能である。アレクサが「ゴゴーッ」といういびきを検出するとほどなくして「ほわーん」という環境音と共にピアノの和音が鳴るのである。これでなぜ「いびきをかく人が深い睡眠」に陥るのかよくわからない。

 そしてもっと謎なのが、私が呼んでも叩いてもピクリともしない夫が、なぜかこの和音が鳴ると5秒で「アレクサ!音を止めて」とハッキリ言うのだ。え?今起きたの?そう思って覗き込んでもぐっすり寝ている夫。だがしかし、確かにイビキは止まっておる。謎である。私が眠れずに悶々としていると、1時間おきにこれが繰り返されるので笑ってしまって余計に眠れない。

自分で定型アクションを作る方法

 「定型アクション」の「おすすめ」に「いびきをかく人のための深い睡眠」が無い場合は、「定型アクション」の右上の+マークから「新しい定型アクション」を作成できる。

 まず「実行条件を追加」→「音検出」→「いびき」を選択。あとは”時間”などの実行条件を設定する。

 次に「アクションを追加」→「スキル」→「人気のスキル」を選択。

 「人気のスキル」→「スリープジャー」→「音を出す」を選択し、”dream”と入力すればOKである。

 「スリープジャー」は心を落ち着かせるストリーミングサービスで、Alexaの標準スキルとなっている。”Dream”の他にも”Rain”、”Ocean”、”Airplane”、”Train”など少なくとも100種類以上のサウンドが用意されているようで、以下のサイトで試し聞きができるのでお好きにどうぞ。

 ちなみに「人気のスキル」には「スリープジャー」以外にも「環境音:クジラの鳴き声」や「環境音:雨の音」などがあるが、これらはアレクサが喋ってから音が鳴るので注意が必要である。

いびきアクションは他にも

 「定型アクション」の「おすすめ」を眺めていたら「いびきで電気を消す」なる機能を発見した。これまた謎機能。なぜいびきで電気を消すのだ。電気を消したらいびきが止まるのか。

 だが検索していたら、Amazonニュースの記事にその意図を発見した。

 睡眠の専門家の友野なおさんによれば、「質のよい睡眠」をとるためには、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、温熱感覚の「睡眠五感」の切り口からアプローチすることを勧めるという。中でも視覚については

体内時計は、光に依存して体のバランスの調整を行っているので、できるだけ光をコントロールするようにしてみてください。睡眠中、部屋を真っ暗にしておくのはもちろんのこと、起きている時間でも、就寝1時間前になったら空間の明るさをやや暗めの暖色系の照明に切り替えることが大事になってきます。

 つまり暗めの照明で布団に入ってみて、そのまま寝てしまっていびきをかいたら(=入眠したら)電気を消すと熟睡できるのではないだろうか。知らんけど。

 他にもこちらのサイトにはAmazon Alexa の使い方のヒントが色々あったので、参考にしていただきたい。

まとめ

 そういう訳で、Amazon Alexa の「いびきをかく人のための深い睡眠」を試したところ、よくわからないけど夫のイビキが ”一瞬” 確かに止まりましたー!現場からは以上です。

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