サッシが開かなくなった

続々・どんぐりの背比べ

 一昨日のこと。ベランダに出るアルミサッシが開かなくなってしまった。力を入れれば開くには開くのだが、キキーっと物凄く不快で大きな音がする。昨日夫に見てもらったが夫も素人なので原因がわからず、週明けに管理人さんに相談して業者さんを呼ぶことになった。
 そうなるともう憂鬱で仕方がない。業者さんが来るということは、サッシ回りも家の中もあちこちくまなく掃除をしなければならないということだ。世間体至上主義の母の元で育った私である。たとえ業者さんと言えども、他人に家の汚い部分を見せるなどもってのほか。「奥さん!ちゃんと掃除してないからこうなるんですよ!」なんて怒られたら恥ずかしくて死んだほうがマシだと思う。
 嫌だ嫌だと言いながらもバケツを持って掃除を始めた私を、夫は「誰も気にしないんだからそんなことしなくていいのに」と笑った。当然手伝ってはくれないので、1人でムキになってレールの埃を水で流しながらブラシで取っていたところ、なんとサッシがするすると動くようになったではないか。水を撒いたので滑りがよくなったのか絡まっていた埃が偶然取れたのか不明だが、たまには掃除してみるもんだと思った。サッシの掃除をしたのは年末の大掃除以来だったので少し反省。かといってマメに掃除する気も起きないが。
 そして今朝。またベランダに出ようとしたらサッシが開きづらくなっていた。昨日この騒ぎの最中にAmazonで慌てて買ったKURE5-56をさしてみたところ、またすんなり開くようになった。即日配送のAmazonさまさまである。とにかく一歩も外に出ないで問題を解決できたことに非常に満足している。
 ちなみに先ほどネットで「サッシが開かない」を調べていたら、戸車というサッシのタイヤ部分が劣化して不具合が出たり、埃が絡まったりするのはよくある話だそうだ。給油(給脂)でどうにかなる場合が多いそうだが、KURE5-56などのオイル系潤滑油は埃などを巻き込んで固まらせる性質があるので、シリコンスプレーとやらがいいらしい。早速Amazonでシリコンスプレーを買っておこうと思う。こういうことにお金を使うのは厭わない私である。

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