ネットをにぎわせている「ALSアイス・バケツ・チャレンジ」とやら。本当に呆れる。ただでさえ偽善的なチャリティ活動にはいつもドン引きなのだが、これだけは全く意味がわからない。ヘラヘラ笑いながら氷水をかぶって一体何をしたいのだろうか。セレブなら黙って寄付すればいいのにね。氷水をただかぶっただけの人の事は忘れないだろうし、これからはそういう目で見るだろう。その一方で武井壮さんのような人もいて、ノリに流されずに冷静に自分の意見を発信していて偉いなと思う。
ロンブー亮さんからご指名ありましたが思うところあって氷水はかぶりません!その代わりにALSに限らない難病支援に、水不足や衛生に関する支援に、飢饉に関する支援に、さらに東北で被災された方々への寄付などにその思いを回します!!これを機会にご指名で、ではなく学んで寄付をさせて頂きます!― 武井壮 (@sosotakei) 2014, 8月 21
今なお「認知度アップのキャンペーンなんだからいいんだ」とか言ってる人は、他人の苦しみをなんだと思ってるんだろう。実際ここ数日でALS Associationへの寄付金はかなり集まったようだが、このチャレンジを見て共感して寄付した人より、頭にきて反発で寄付した人が多いのではないかと思う。その”怒り”を呼び起こすことが目的だったのか?一過性の集金でないことを祈る。
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