人の事なので意見した

続々・どんぐりの背比べ

 ここ数日、親の事でここに書き殴りたいほど頭に来たことがあったのだけど、すんでのところで思いとどまっている。どれぐらい頭にきているかというと、この私が人生二度目の”親に意見”をしてしまったぐらい。今まで自分の事だったら何を言われても我慢してきたけれど、今回は辛い境遇にある知人について失礼な発言を繰り返すのがどうしても我慢ならなかった。この”人の事”というのがポイントで、私はとにかく困っている人を冗談のネタにするようなデリカシーのなさが世の中で一番嫌い。しかもあまりにしつこいので「そんな事言うもんじゃないわよ」と正義感を振りかざしてしまったのだ。ただその一言を言うだけでも、親に口答えするなんて私にとってはものすごい勇気だったし泣きそうになった。もちろん親は聞く耳持たなかったけれど。
 親はその失礼な発言を何にでも絡めて言うのがマイブームらしく、私に注意されてからも電話でわざわざ面白おかしく何度も使ってくるのだけれど、そのたびに私はイライラしてオフライン日記に文句を書いている。それでも気持ちがおさまらず、昨日はとうとうブログに書いてみた。4時間ぐらい書いては消し書いては消しをして、なんとか公開せずに下書き保存で我慢している。
 親の非常識ぶりを世間に知らしめてやりたいという思いと、親の恥部を世間に公表しないほうがいいのだという思いとの葛藤。今はなんとか公表せずに我慢しているが、親のブームが終わらない限りずっと頭にきっぱなしになりそう。ただ親が弱い立場の人を小馬鹿にするのは昔からだから、そしてたぶんそれはいわゆるパーソナリティ障害だから、今さら私が何を言ったところで考え方は変わらないだろう。ああイライラする。

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