12月になっていた

続々・どんぐりの背比べ

 調子が悪くて引きこもっていたら、いつの間にかもう12月になっていた。12月生まれの私は、誕生日がある12月が大嫌い。その理由は昔のブログにもチラっと書いたが、そもそも毎年のように母から聞かされていた私が生まれた時の話は、母がいかに大変だったかという話と父の悪口ばかりだった。その話が出るたびに、とにかく父への口撃に発展しないように「大変だったね」とか「ごめんなさい」などと言わなければならず、自分の誕生がちっとも喜ばしいこととは思えなかったのが根っこにあるような気がする。せめて誕生日ぐらいは罵声など聞きたくもなかったので、12月はなるべくその事を思い出させないように黙ってやり過ごしていた感じ。
 結婚してからはおかげさまで穏やかな誕生日を過ごさせてもらっているので、誕生日に関して以前ほどのビクビク感はなくなった。けれどもうつ病になってからというものやはり年末年始の行事の負担は大きいので、やはり12月は嫌いだ。年賀状、大掃除、年始の挨拶の準備。書き出してみると「それだけ?」って気もするが、心も体も疲れることばかり。昨年はこれらをちゃんとできていたのがとても不思議である。今年はできるのかなあ。やればやったで倒れてしまいそうだが、やらなければやらないで自己嫌悪でイライラしてやはり倒れてしまいそうな今の私。もっと楽に生きられないものか。

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