食べ物の投稿

続・どんぐりの背比べ

 Twitterを見ていたらこんなRTが回ってきた。

突然ですが、なにも考えずにFacebookで食べ物の投稿を毎日のようにしている方々に言いたいことがあります。

 某国際NGO代表の方の発言がすごかった。アフリカで内戦後で飢餓に苦しんで、助けを求めるためにFacebookをやっている人がいるかもしれないから、Facebookでおいしい食べ物を食べていることを公表するのは控えるべきというような内容。そしてそれに対して、「同感です。」「反省させられました。」というコメントの数々。
 Facebookが嫌いな私もさすがにこれには驚いた。自分では普通だと思っていることでも、もしかしたら他人にとっては嫉妬のネタかもしれない。知らない間に他人を傷つけているかもしれない。私たち人間はなんと罪深い生き物だろう。それは認める。しかし人間の生きる意味って、自分なりの幸せを追求することではないのだろうか。普通の幸せ。それすらかみしめられなくなったら、なんと味気ない世の中だろう。
 と同時に、Facebookってやっぱりロクなもんじゃないなと思った。以前「迷惑な友達」という記事を書いたが、Facebookはリア充のためのSNSなのである。いかに自分の生活が楽しそうに見せるかを競うものなのである。アフリカの飢餓に苦しむ人でなくても、私ですら他人の投稿を見て不快に思うことが多々ある。他人の幸せを素直に喜べない私のような人間は、Facebookなんかやってはいけないのである。
 ここまで書いてTwitterを再び見たら、上記のRT関連の記事は炎上しているようである。やっぱり何かおかしいと思う人は多いようだ。

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北村潤さんの投稿
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