顎関節症治療部(再診)

続々・どんぐりの背比べ

 東京医科歯科大学歯学部付属病院の顎関節治療部へ、ここ1ヶ月の経過報告に行ってきた。予約時間より30分ほど待たされたが、その分私の診療時間もたっぷりとってもらえて本当によく話を聞いてもらえた。精神科よりよっぽど親身になってもらえた気がする。
 9月に入ってからズキズキする激痛に変わっていた目や歯の痛みだったが、不思議なことにこの週末夫と愛犬と出かけている時には忘れることができるほどで、今日も引き続きほとんど頭痛がなかった。そんな話を先生にしていたら、「それはまた原因がわかってくるような気もするけど」と少し笑われたが、かと言ってバカにされることもなく、いろいろな原因の可能性を教えてくださった。正直、周りの人に頭痛の話をすると「そろそろ更年期じゃないの?」と言われることが多くてそれが一番辛かったので、ちゃんと話を聞いていただけるだけで本当にありがたかった。
 鼻水や涙が出るということを言ったら、やはり「群発頭痛」の可能性も言われた。「偏頭痛」は動けない痛みといわれるのに対して、「群発頭痛」はジッとしていられない痛みだという。私も痛みがひどい時には頭をゲンコツで何度も殴ってしまうので、気持ちはわからないではない。でも「群発頭痛」は1回の頭痛が1~2時間でおさまるらしいので、激痛が半日以上続く私の症状は違うかなあという話。
 先生曰く、上下の歯を離す生活習慣改善を始めると、今度は歯を離すことばかり意識してしまって余計に緊張して痛みが増える人もいるらしい。大事なのは力を入れている時との「ギャップ」を感じること。年中深呼吸をする必要もなく、部屋に貼った”リラックス”の貼り紙を見て「歯がくっついてた!」と思ったときだけ深呼吸すればいいのだそうだ。今日の診察中に「今、歯はくっついてますか?」と聞かれたとき離れていたので、無意識時に上下の歯を離す習慣はついてきているのかもしれない。ここ数日痛みがなくなったのは、1ヶ月ぐらいしてようやく訓練の成果が出てるのかもしれないですよと言われた。
 とりあえず、引き続きこのまま習慣を直していくことになった。なお貼り紙は、慣れてしまわないようにたまに場所を変えたほうがいいらしい。さっそく部屋中の貼り紙を新しく変えてみた。

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