近所の歯科医へ

健康

 突然だが近くの歯医者さんに行ってきた。ここのところずっと顎関節症と思われる左側の頬痛や頭痛に悩まされていたが、ここ数日はそれが奥歯痛中心に変わっていた。今までの痛みももしかしたら虫歯が原因なのではないかと思うほどで、そう考えたらますます歯だけが痛いような気がした。これは相当奥まで進行しているのではと想像したら気持ち悪くなって、腰の重い私もさすがに慌てて歯医者さんにかけこんだのだった。
 レントゲンを撮ってもらった結果、まったく虫歯などではなかった。左頬が痛いことをチラっと言うと副鼻腔炎の可能性も話に上がったが、鼻がつまっていないのとレントゲンにもそれらしき影は映っていなかったのでたぶん違うだろうと。そして目で見ても下顎が左に曲がっているのがわかるし、レントゲンで見ると左顎関節の骨の写りが不鮮明なのが気になると言われた。
 だいぶ前だがこの歯医者さんで噛み合わせ調整といって歯を削られたことがあったので、また削られそうになったらどうやって断ろうかと内心ヒヤヒヤしていたのだが、そんな話は出なかった。逆に顎関節症に関する新聞記事の切り抜きを読ませてもらい、そこには私がネットで調べた某医科歯科大学病院の最新治療について書かれていたのでホッとした。まあ私がネットでわかるぐらいの知識を歯医者さんが知らない訳はなく、疑って悪かったなと思った。先生からはやはり普段上下の歯をくっつけないようにとの指導があり、「家の中に貼紙をするのがいいらしい」と教えてくださった。
 不思議なもので、虫歯ではないとわかるとあれほど辛かった歯の痛みは治まった。今はまた頬骨中心の痛みに変わっている。顎関節症の痛みは精神的な要因も大きいのだと改めて思う。
 そして実はネットで知って既に実践している「貼紙」だが、始めて1週間たった今はまだ頭痛が治るには至っていない。今日見せてもらったレントゲンの顎関節の状態が気になるし大学病院に行ってみようかと思いつつ、やはり遠い場所への外出と知らない人に囲まれての診察は気が重い。定期的に通院できるかも不安。ホームページを見ると「関節鏡手術などの手術療法は患者さん全体の1%ぐらいしかありません」と書いてあるのだが、逆に1%も手術する可能性があるのかと憂鬱に思ったり。どうにかして自然治癒してくれないものか。

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