紹介状

　さっそくいつもの婦人科へ行ってきた。診察室に入るなり「顔色が悪いから今日は採血しましょうか。」と言われたが、もう手術を受ける決心ができた旨を伝えて紹介状を書いてもらうことにした。先生も「それがいいかもしれない。とりあえずセカンドオピニオンを受けてみてください。」とおっしゃった。大病院の予約は2月までいっぱいだったので、診察は少し先になる。
　紹介状と一緒にMRIのデータが入ったDVDも預かったのだが、袋にも入れずにそのまま渡されたのでパソコンで見てみた。よくわからない画像ばかりだったが、正面から撮った１枚には腹部の右半分を占領する異質な黒い塊がボコっと写っていた。画像についている目盛りからすると直径は10cm強。その他に真ん中から左半分にかけて直径3cm前後の塊が9個ほど見えた。「これじゃあ苦しそう」と思いつつ、一方で「いやまだ左側にスペースあるし」とも思う。まあ素人判断しても仕方がないので、大病院で指示を仰ごう。手術しないという選択の可能性も１割ぐらいはあるのではないかと、密かに期待していたりする。
　ちなみに前回の通院時に書いた、険悪な雰囲気だった受付の女性たち。年配の女性が別に人に変わっていた。新しい人は終始ニコニコしていて、空気がなごやかだった。辞めてしまったのかな。ホッとしたような少し悲しいような。