昨晩布団の中で、唐突に「そうだ健康で長生きしよう」と思った。なぜだか孤独死や痴呆介護の問題を扱ったドキュメンタリー番組の映像を思い出し、自分がああなりたくないからずっと健康でいたいなどとは思わないが、夫を1人ぼっちにして寂しく辛い思いをさせることはできないと思ったのだ。今まで散々迷惑をかけてきたせめてもの償い。きちんと夫の面倒をみて最期を看取ってから、私も後を追って逝こう。
「自分には生きている価値などないから消えるべき」という結論を出していた少し前の私に申し訳ないような気もするが、不思議と「長生きしよう」という目標(義務かも)が心の中にストンと落ちてきた。こんな風に思ったのはたぶん10年ぶり。自分でもびっくりだ。たぶん以前の私とは別人になったのだと思う。
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