うつ病の患者に言ってはいけない言葉。「あなたよりももっと辛い人がいるんだから。頑張って!」比較じゃないんだよね。他の人は関係ない。とにかく今いる自分の存在自体が許せなくなるんだ。そんな事を言われたら、もっと辛い人がいるのに頑張れない自分なんて生きてる価値ないって、ますます思う。うつ病の人には「あなたの代わりはどこにもいない。そのままのあなたが好き。」という事を伝えてあげてほしい。
ところが困ったことに、うつ病から治りかけの私は、今度は自ら比べるようになってきた。他の人の幸せな部分が目につくようになってきた。「あの人は私よりこんなところが恵まれている。」「あの時病気にさえならなければ私だって。」もっと言えば、以前の自分とも比べている。「あの頃の私は幸せだった。」気がつくとそんな事を思っている自分がいる。
もう一度思い出そう。比較じゃない。私の代わりはどこにもいないんだ。そう言い聞かせながら、できるだけ他の人を見ないように。昔の自分を見ないように。今の自分だけを愛してあげよう。
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