書きなぐったものの

アダルトチルドレン

 昨日の記事には続きがあった。気分よく帰宅した勢いで久しぶりに母に電話をしたのだが、切ったあとショックでしばらく立てなくなってしまったのだ。私はその電話の内容をありのままここに書きなぐった。けれども再び読み返してみたらひどい娘だと思った。自己嫌悪に陥った。今までは書きなぐった文章がどんなにひどくても、それもまた真実の私だと思って全て投稿してきたが、初めて投稿するのを躊躇した。そしてもしこのブログが母に見つかったら怖いと心底思った。そんな危険を冒してまでも、逆恨みのごとく母を世間の晒し者にしてそれで満足なのか。悩んだ挙句、投稿するのはやめることにした。
 うつ病は薬を飲まなくなるまで回復してきた私。負の自動思考を変える練習もした。母との距離も適切に取れるようになってきたと思っていたのだが、残念ながらこの年になってもなおアダルトチルドレンの問題は全く解決していなかったのだ。この数年間うつ病の治療のためになるべく考えないように忘れてきた嫌なことが次々に思い出された。グルグルと考えていたら朝の4時まで眠れなかった。
 アダルトチルドレンの特徴をよく表しているサイトがあった。アダルトチルドレン関連には色々なサイトがあるが、ここの説明が私の症状には一番しっくりくる。特に”親子関係の問題”という項目が私に当てはまりすぎて、泣きそうになった。

親子関係の問題1.親からの執着親からの子供時から続く激しい執着、具体的には期待の押し付け、グチを聞かす、恩着せ、怒りの吐け口等、未だに続く親からの激しい執着のため強いストレスを感じています。2.親への執着過去親に愛してもらえなかった反動でしょう。成長した今も親に認めて欲しいという気持ちが過剰に強く、逆に親からのちょっとした否定の言葉から、全否定されたと感じます。3.親に対する罪悪感子供時より常に親を意識して合わせ続けてきたので、親の期待や意思に反する行動を取ることについて、罪悪を感じてしまいます。 しかしこれは親より植え付けられた感覚です。4.親に対する怒り子供時に親から受け続けた言動に傷つき、そのことに対して猛烈な怒りを感じています。しかし過剰な怒りは人や自分を傷つけることもあり、注意が必要です。

 もしかしたら罪悪感に駆られてありのままの事実を投稿しない事こそが、アダルトチルドレンの行動そのものなのかもしれない。これを克服しないとアダルトチルドレンからは回復できないのかもしれない。けれども一旦ここに書きなぐったことと夫に話を聞いてもらったことで、今日のところはある程度気持ちの整理がついたので、わざわざ家族の恥部をネットに公表することもないという考えに至ったのだ。
 親とのことでおかしくなりそうになったとき、おまじないのように唱える言葉がある。私は悪くない。私は自分を一番に考えても構わない。私は幸せになってもいい。だが唱えても唱えても震えは止まらない。

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アダルトチルドレンの特徴心理オフィスステラ

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