整体の先生

　今日は整体に行った。整体はうつ病がひどい時に出会って以来、ずっと通っている。自律神経と密接に関係しているという頚椎を調節してもらって気分がよくなってきただけではなく、先生方の人柄にもだいぶ助けられてきた。たまたまその整体サロンが精神障害の改善に積極的に取り組んでいるということもあるのだろうが、先生方がうつ病に対する理解もあるようで、本当によく話を聞いてもらってきた。全身を静かに揉んでもらって「今夜はきっとよく眠れますよ。」と言われれば、本当によく眠れる気がしたものだった。精神科の先生よりよほど信頼関係が築けていたかもしれない。
　いま担当してもらっている若い先生は、私が最初に担当してもらった先生の弟子にあたる。もう抗うつ薬を飲まなくてよくなったことと精神科に通院しなくてよくなったことを伝えると、それはそれは本当に喜んでくださった。最初の担当の先生は今でも私のことを気にしてくださっているらしく、「きっと喜びますよ！伝えておきます！」と言ってカルテになにやら書き込んでいた。こんな風に喜んでくれる人が家族以外にいたことが、なんだか恥ずかしくもあり嬉しかった。喜んでくれる人のためにも、これからも元気でいようと思った。
　ちなみに今朝ふとした動作で背中わき腹を痛めてしまい、上体を左右にひねる事ができなくなってしまった。施術をしてもらって少し動くようになったが、正直まだ痛い。筋肉の痛みは温湿布をして治るのを待つしかないようだ。こんな事で動けなくなるなんて、いつの間にか私も年をとったものだと痛感した。