掃除機

続・どんぐりの背比べ

 午前中いつものようにウトウト寝ていたら、嫌な夢を見た。母に怒られながら掃除機をかけている夢だった。かけてもかけても終わらない。ハッと目が覚めて気づいたが、今日は金曜日。私の中で決めている週一回の掃除機の日だった。
 重い腰を上げ、夢でうなされるほど嫌いなんだということを再認識した掃除機を取り出した。本日二度目の掃除のようだ。損した気分。でも頑張った。すごく頑張った。
 掃除が終わったあとの、声が響くようなフローリング空間は好きだ。かと言って、それが次のモチベーションになるかと言えばそうはならないのが不思議だ。ごほうびにいれたコーヒーがいつもより美味しかった。

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