今日は1日中雨だった。正確には朝はまだ降っていなかったのだが、1日中雨という天気予報に萎えていた私は、犬の散歩をさぼってしまった。それでも犬は、文句1つ言わず愛らしい笑顔を私にくれた。私はできるだけ犬と遊んであげた。
夕方、遊び足りない犬がおもちゃをもってはしゃいでいた。トイレに行こうと廊下を歩く私の足にまとわりつく。ひどくだるかった私は「ごめんね。もう遊んであげられないのよ。」と謝ったが、それでも犬は興奮していた。なんだか申し訳なかった。私が飼い主だったばっかりに、犬の欲求を満たしてやることができていないように思う。この子はうちにきて本当に幸せだったんだろうか。選んでしまってごめんね。私ばかりが癒されてごめんね。
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