今日は近所の手もみ屋さんに行ってきた。
凝りと浮腫みでパンパンになった体を優しいマッサージで巡り良くしてもらえて気持ち良かったのはもちろんだが、なにより痛さと怠さをずっと我慢している話を聞いてもらえた上に「それは辛いですよね」と言ってもらえたので、精神的にも救われた気がした。人に優しく話を聞いてもらいたいならお金を払わなければならない世の中だしね、と割り切って考える。
なにしろタダで話せる夫とは、心のこもった会話がほぼない。
最近の私のつぶやき↓↓↓
「うん」と「ほう」しか言わない人に話しかけてても意味ないような気がする
犬に話しかけた方が100倍マシだな
夫は、私が悩みを打ち明けたり相談しようとするとスタコラサッサと逃げる。体調不良を打ち明けると無視して逃げる。
さっきまで一緒にリビングにいたのに私が副作用で気持ち悪いって言い出したらサーッと部屋出てって自室にこもるのホントつらい
午後5:21 · 2023年1月15日
あーあ
話してる途中で「もう寝るから」ってバンってドア閉められた私の気持ち考えたことあるのかな
気持ちが悪くて倒れてしまって床に転がってる
夫は横を素通りして自分のコーヒーを入れてまた部屋に帰ってった
こんなの私が知ってる家族じゃない
午後3:25 · 2023年6月19日
一度、どうして行っちゃうの?と聞いたら「自分が責められてるみたいに感じるから逃げるに限る」と言われた。私は夫を責めているのではない。私の考えていることを知ってもらいたいし、夫の考えていることにも興味があるし理解したいし、違いがあるなら話し合って少しずつ歩み寄りたい。なのに夫は黙って逃げてばかりいて、何を考えているのかさっぱりわからない。
逃げる夫をやっと捕まえて、そんなような事を言ったときの会話がこれである↓↓↓
私「他人の価値観はどこから生まれてきてどうしてそう考えるように至ったかいろんな人について考えてる」
夫「価値観は価値観じゃん受け入れるしかないじゃんどうしたいの?一人になりたいの?」
は?なんでそうなる?
私「そうじゃないよ理解して寄り添っていくにはどうしたらいいか考えてるんだよ」
夫「理解なんてできるわけないじゃん他人は他人なんだから」
これ以来、私はもう夫と”話”をするのを諦めた。他人は他人。彼は歩み寄る気ゼロなのだから。
断っておくが、夫がここで「他人の価値観を受け入れる」と言ってるのは「とやかく言わない=放任する」ことである。なにしろ夫の口癖は身近な人であればあるほど「好きなようにさせとけ」「放っておけ」。これは一見理解がある人のようにも見えるが、一緒に住んでる家族に対して全責任を放棄して放任するのは、私に言わせればただの無視=ネグレクトである。ただ逆に言えば、夫が私を無視しているのは私の価値観を受け入れている証拠ということにもなる。それが愛情の形だというような事を夫婦カウンセリングの時に言ってたかも。私とは正反対だからわかりづらい。ややこし。
そういえば夫は、自己内省(自分自身の考え・心の状態や行動などについて深く省みること、自分自身に問いかけて思考や行動について分析すること)もしたことがないらしい。私なぞは四六時中、頭の中であれこれ思い出しては反省→自己嫌悪→反証→別の考え→やっぱり反省→自己嫌悪…とぐるぐるぐるぐる考えているが、夫は「そんな暇があるなら寝てた方がまし」とのことで朝も昼も夜も隙あらば秒で寝る。朝まで寝つけない私の横で、いびきかいて屁こいて寝てる。本当に羨ましい。
これらを総合して考えるに、たぶんこの人は人の内面がわからないんだと思う。自分の目の前で起きてる出来事だけをその場で処理して生きてるんだ。自己も他者もない。前も後ろもない。過去も未来もない。なんなんだろうなあ。これがASDの特性なのか、それとも単に傍若無人な性格なのか。とにかく”そういう人”なのである。
私としても精神衛生上、夫に難しい事を話しかけて無視されたりしない方がよいので、家では必要最低限の業務連絡しかしない。こうして私は俗にいう「カサンドラ症候群」になった。
夫との情緒的交流がうまくいかない妻は、何が何だか理由はわからないけれど苦しい、周囲は苦しんでいることを理解してくれないという二重の苦しみの状態にある。本人が問題の本質がわからないこと、周囲が問題の存在さえ理解してくれないこと、この二つの要素が現在のカサンドラを巡る問題の本質になっている。
カサンドラ症候群 – ウィキペディア
ふぅスッキリした。これだけまくしたてればだいぶスッキリ。ゴチャゴチャしてた頭の中も、書くことでスッキリ整理された。解決策は見つからないけど、概ね現状が把握できてるのが気持ちいい。今日は身も心も軽くなってよく寝れそうだ!
何を言いたいかと言うと、人に優しく話を聞いてもらいたいならお金を払えということだ。少なくとも私の生きてる世界ではそう。課金課金!それが一番。
次回予告「夫のオナラはなぜこんなに臭いのか」
コメント
こんにちは。今日から6月。早いですね~
歳を取って年月が早く感じるのって、例えば7歳の子どもなら1/7の1年だけど、50歳なら1/50、60歳なら1/60と、どんどん短くなるのだから当然、というのをどこかで読んで深く納得しましたよ(笑)
ところで、この新しいブログから感じるぐりえさんのご主人のイメージと、今まで私が(勝手に)思っていたイメージが剥離してます!これまでのぐりえさんの文章の端々から感じていたご主人は、優しくて頭が良くてお仕事も出来る、ほぼ完璧なご主人で、ぐりえさんを支えていると思いこんでいたので。
大体、男の人は寄り添う、とかうわべだけでも共感する(ふりをする?)のが苦手ですよね。
うちの夫も、よくできたほうだとは思うんですが、「そうだろうね、そうだよね」という簡単なひと言で私が救われるというのを分かっていません。
夫は他人に左右されない安定したメンタルの持ち主だからこそ、私と居られるんだと思うのですが、「そうじゃないのよ~」という時があって、結構凹みます。
そういう時は、私も犬に話しかけてますね(笑)
娘は「男は気が利かないしバカだから」と言います。だから結婚しないのかなw
男性ばかりの職場なので、裏の嫌なところも一杯見てきたでしょうね。
夫はまだ働いているので、これから本格的な「老後」になったらどうなるのかな~と思いますが、夫には長生きして貰って看取って欲しいです。一人になった夫を娘が持て余すのを楽しみに(笑)。
あおいさん、こんばんは。
ここのところ調子が悪くて、なかなかパソコンを触れずにいました。
お返事遅くなってすみません。
本当に月日は経つのがどんどん速くなりますよね!
なるほど、割合的に短くなるから速く感じるのも納得ですが、私が聞いた他の説だと「年を取ると短期記憶力がなくなるので、最近やったことをほとんど忘れてしまうから速く感じる」というもの。こちらもさもありなんという感じですよね。
私も夫が冷たい人だとつくづく思い知ったのは、実は私が生まれ変わった6年前からなのです。
それまでは私も夫の方を見ていなかったのかもしれませんが、ようやく夫婦水入らずで生きようと思い始めた時に意思疎通ができなくて愕然としました。
このブログはその後から書き始めたので、昔とはテイストが違ってるのかも💦
よく聞く男脳・女脳の話で言えば男の人は共感性に乏しい人が多いとも聞きますから、どのご夫婦も似たような感じなのかもしれませんね。
うちも同じく夫が安定したメンタルなので、私が鬱でも引きずられることなく仕事に何の影響もないようです。精神科の先生には「共倒れしないでよかったじゃないですか!」とほめられて複雑な心境・・・
お互いに夫に看取られることを目標に、ほどほどに長生きしましょうね(笑)