このブログには、どのような検索キーワードでここに来たかというログが残っているのだが、「顎関節症 頭痛」というキーワードで検索されている方の多いことに本当に驚く。同じような悩みを抱えている方の参考になればとは思うのだが、最近は特に進展もなくて申し訳ない限り。
実は別件で手術入院をしている間に顎関節症治療部への受診があいてしまい、結局その後は通っていないのだ。顎関節そのものに外科的な異常があるわけではないので顎関節症治療部に行っても問診のみの診察となり、電車に乗って遠くまで通うのが負担になってしまった。頭痛の投薬治療なら近所の脳神経外科でしてくれるというし。その後も家では上下の歯をくっつけないように気をつけ、顎首肩のストレッチをし、頭の左半分に肩こり薬を塗ってしのいでいるが、頭痛・目痛・歯痛が治まる気配は一向にない。
そういえば最近は”バンテリン”ではなく、小林製薬の”塗るズッキノン”がお気に入り。なんとも昔懐かしいハッカのような匂いが心地よく、塗るだけで痛みがスーッと引く気がする。先日1本使い切ってしまったので薬局に行ったら、その薬局ではもう扱っていないという。その時の薬剤師さんが本当に親切でズッキノンの成分と同じ代替品がないか調べてくださったのだが、なんとたいした薬効成分は入っていないことが発覚。同じ成分の肩こり薬はごくごく一般的なもので、それらは今まで全く効かなかったものばかり。知らなければよかった事実かもしれない。「精神的な効果もありますから」というお話に妙に納得してしまった。
そこで緊張型頭痛、特には筋筋膜痛の頭痛に悩まされていることを告げると、次に勧められたのが飲み薬。神経系に作用する薬は病院の処方箋がないと購入できないが、筋肉弛緩成分配合の飲み薬が市販されているという。これまた小林製薬の”コリホグス”。どうでもいいけど小林製薬のネーミングセンスって笑ってしまう。これは飲み続けるような薬ではなくて、ひどく痛い時に飲めば筋肉がやわらかくなって痛みが軽減され、その間にストレッチ等で頑張って治すような薬らしい。試しに飲んでみて効果があるようなら病院へ行って同じ成分の薬を処方してもらえばいいのでは?ということになり、1箱買ってきてみた。
早速ひどくアゴが痛かった時に1錠飲んでみたのだが、効いたような効かなかったような。残念ながら痛みががきれいになくなるという事はなかった。まあそんな事で一喜一憂しても仕方がない。顎関節症治療部の先生にも言われたように、この痛みは完全に取れないものだという事実を忘れてはいけない。精神的な焦りや落ち込みの方が問題なのだから、そっちの方をコントロールしていかないとね。
以上、顎関節症の近況報告でした。
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