実家へ行った。顎関節症や頭痛うんぬんの話は知られると面倒くさいので母に全く話していなかったのだが、姉が母に言ってしまったらしい。「なんで教えてくれなかったの?」「早く治りますように」などと頭をなでられて、ものすごくビックリした。こんな風に心配してくれたことは今までなかったかもしれない。少し泣きそうになってしまって照れくさかったので、「たいしたことないし」と私から離れてしまった。
最近の母は、仕事を辞めた父がいつもそばにいるので機嫌がいいらしい。私の記憶の中にある怖い怖い母は幻だったのかとさえ思うほどだ。あまりにも優しいのでまたもし豹変したらその落差が怖いが、そろそろ本当に落ち着いてきたのかもしれないと淡い期待を抱く。
とは言え、頭痛の心配をしてくれた後は「たぶんそれ更年期だと思うわよ。私なんてもっと酷くて・・・」と自分の愚痴が始まってしまったので、相変わらずだなあとは思った。でもそれぐらいは聞いてあげようと、今日は素直に思えた。
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