DARVOという心理操作術

DARVOという概念を知ったのでメモ。

Deny(否認)
Attack(攻撃)
Reverse Victim and Offender(被害者と加害者の逆転)

  1. 加害者は、加害が行われたことを「否認(deny)」し、
  2. その行動に対する責任を追及しようとした相手(被害者やその関係者)を「攻撃(attack)」し、
  3. 自分こそが本当の被害者であると主張し、「被害者と加害者を逆転させる(reverse victim and offender)」

DARVOは心理学者ジェニファー・フレイドによる分析。
これは心理的虐待者の心理操作術として一般的なものであると指摘する研究者らもいる。

DARVOの第一段階である否認にはガスライティングが含まれる。ガスライティングは心理的虐待の一種で、加害者が虚偽の情報や些細な嫌がらせを繰り返すことで、被害者に「自分の記憶や判断、感覚が正しいのか」という疑念を生じさせ、最終的に被害者を心理的に支配・コントロールする行為1


そもそもこの概念を知ったのは、TBSの選挙特番で爆笑問題の太田光氏に
「(「食料品の消費税2年ゼロ」政策について)もし、できなかった場合、高市さんはどうやって責任を取るんでしょうか?」
と聞かれた高市首相が厳しい表情と口調で
「なんか意地悪やなあ!最初からでけへんと決めつけんといてください!」
と怒気をにじませて返し返した2 ことについて、「これはDARVOの手法だ」と言う人がいたので調べて初めて知ったのだ。

高市首相については賛否両論あるようなのであえて書かないが、考えてみればDARVOはうちの母がしょっちゅう、そして姉や夫や親しい友人がたまに使っている手法だった。いわゆる”自己愛性パーソナリティ”の人はみんな使うイメージだよねしらんけど。

昔はそれを表現するのによく「逆ギレ」という言葉を使っていたが、実は決してキレている訳でもないので何か違うと思っていた。明らかにその人が悪いはずなのに、いつの間にかそれを指摘した他の人が謝さられる状態。傍から見ている分には、その人の話が論理的におかしかったり論点がズレてたりするのがわかるから「ずいぶんと変な人だなあ」と苦笑するだけで済む。でもいざ自分がDARVOを受けてみると「もしかしたら私がおかしいのかもしれない」と感覚がおかしくなってしまうから恐ろしい。罪悪感が植えつけられてしまう。私の言葉で傷つけたのなら謝ったほうがいいかと思って謝ってしまうのだ。

これが『相手を心理的に支配・コントロールするために心理的虐待者がよく使う一般的な手法』だという目からウロコだったわ~

でもまあ知ってしまえば、これからはもし「あれ?これDARVOじゃない?」と思ったら

自尊心を傷つけられて私をコントロールしようとしてるみたいだけど、やり方がバレバレなんだよなあ~

と冷静に考えればいいのではないだろうか。
それで実際DARVOにどう対処すればいいのかツラツラ調べてたら、こんなサイトがあった。

コントロールされないために

  1. まず黙って相手の意見を聞く
  2. 相手にだけ多く(嘘を)喋らせる
  3. 相手が話し終わったあとすぐに自分の意見(矛盾点)をはっきりと伝える
  4. 心を支配されない

いやいやいやーまてまてまて!これは自己愛さんを舐めてるな。
(この筆者がアメリカ在住だったのでいろいろと把握した。)
あいつら、矛盾点を指摘なんかしたらそれこそ「逆ギレ」してくるし、仲間をみつけて徒党を組んで死ぬまで攻撃してくるよ?
だから私は1と2しかやらない。そしてここに愚痴を書く。それが一番じゃ。


  1. 『DARVO』Wikipedia, https://ja.wikipedia.org/wiki/DARVO ↩︎
  2. 『「爆笑問題・太田光」高市首相をブチギレさせた質問に賛否続出! 「やっぱり選挙特番に向いてない」の声も』, AERA digital, https://dot.asahi.com/articles/-/275712 ↩︎

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