これまでの怖い先生とはおさらばして、先週ようやく新しい甲状腺クリニックに行ってきました。
そしてエコー(超音波検査)を受けて、先週の血液検査の結果と合わせて説明を受けましたので、記録がてら少しまとめておきます。
超音波検査の結果
まずエコー(超音波検査)ですが、ちゃんと臨床検査技師の方がじっくり”頸部超音波検査”をしてくださったので、これまでのどの病院よりも詳細な結果をいただきました。
詳細は伏せますが、大きさなどの数値の他にこんな図を示した結果をいただきました。

先生にも「結構たくさんあるんですね」と言われて初めて知りましたが、私の”腺腫様結節(良性)”はボコボコと15個ぐらいあるんでしょうか。
なんだろう。子宮筋腫も大小あわせて20個ぐらいできてましたけど、やたら腫瘍が多発性なのはそういう体質なんでしょうかね(笑)
そして推定甲状腺重量(正常値15-20g)は59.2gと出てました。推定なのにやけに細かいじゃないか。
あと右側は液体が溜まっていてふくらんで痛いみたい。先生がおっしゃるには、結節の周囲は毛細血管が弱くて出血しやすいらしく、それで液体が溜まるらしいです。3か月後に再度検査して、吸収されない血種であれば針をさして抜くこともあるらしいです。たぶんそんな感じ。
実は最近のどへの圧迫感がすごい。寝る時とか、起きてても下を向くと「むぐぐ」と苦しいぐらいです。でもそんなこと言ったら「じゃあ手術して取りたいの?」と聞かれるだろうし、手術するほどかと言われればそうでもない。子宮筋腫のときと同じですよねー。まあ我慢できるまで我慢しましょう。
血液検査の結果
血液検査の結果、甲状腺ホルモンはこんな感じでした。

急にFT3が正常値になっててよかったです。
あとFT4もまあまあ。でも今までFT4の正常値は(0.9-1.7)だったので「正常値は0.9以上ではないんでしょうか?」と聞いたら「検査機関によって異なるんですよ」と言われました。先生いわく「なので、これぐらいなら概ね正常と言えましょう」とのことでした。
いや、なんでゴールが動くん?検査機関によって異なるのはともかく、先生はどっちなんだい?モヤモヤしたけど、もしかしたら検査機関によって検査の方法が違ってるから正常値が違うのかもしれないですしね。なんか面倒くさかったからもういいです。
あと「抗サイログロブリンAB」という値は正常だったので、やっぱり橋本病ではないそうです。
それより先生が首をかしげていたのは、ACTHとコルチゾールという値が低かったことだそうで。

これらは前回「考えにくいんだけど」と言いながらも”中枢性甲状腺機能低下症”の可能性を調べるために追加した項目だそうです。先生が手書きで描いてくださった説明がわかりやすいのでそのまま載せますが

ACTHは脳下垂体から分泌される”副腎皮質刺激ホルモン”で、副腎皮質を刺激してコルチゾールという大事なホルモンを分泌させるのですが、これがどちらもやや低いのだそうです。
甲状腺も同じように、TSHという”甲状腺刺激ホルモン”が脳下垂体から分泌されて、甲状腺を刺激してT3T4という大事なホルモンを分泌させますよね。んで私はT3とT4が低いことが多い。
とすると脳下垂体が悪いんじゃ・・・?と素人は考えてしまいますが、先生は「んー考えにくい」と首を捻る。「コルチゾールが低かったらかなり怠いと思いますよ、だから考えにくい」
はい先生!かなり怠いです!
いやでも先生の目には私はとても元気にうつるようで。どうなんでしょうね、あまりにも続く怠さに慣れすぎてしまっているからか、そして抗うつ剤でハイにされているからか、そこそこ動けちゃうんですよね。でも気を許すと怠くて寝込んじゃいますけど。
まあ先生いわく脳下垂体の機能を調べるには”負荷試験”なるものをしなければならないらしく、それは大学病院とかにいかなければならないらしいです。「でも考えにくいんですよね」と首を捻る先生は、その前に「もう一度きちんと測りましょう」と提案してくださいました。
ACTHとコルチゾールはだいぶ変動があるので、朝から何も食べない状態で30分横になってから採血しないと正確な値が出ないらしいです。30分間は寝返りもNGだそうです。なんという苦行。
という訳で3か月後に苦行後の採血検査になりました。
もうわからんです
なんだか大事(オオゴト)になってきて、さすがの私ももうわからんです。調べる気も失せました。
いや、ただこの怠さと体重増加とむくみをどうにかして欲しいだけなんです。チラーヂン処方されてたら、だいぶ楽だったんです。それじゃあダメなんですかね( ノД`)
なんでも原因をつきつめればいいってもんじゃないのかもしれないですなあ。昔だったら「年のせいだよ」で済んでだろうに、気にするからこうなるんですよね。
若くてこれからやらなきゃいけないことがたくさんあるならまだしも、あと何年生きるかわからないのに今さら治療してもなあ。
とかモヤモヤ考えてます。
死ぬような病気でもなさそうだし、追及するのやめちゃおっかな。
また進捗があればご報告しまーす。
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