昨日の記事で私が書いた以下の文章。
「専業主婦っていうのは夫の身の回りのこと全部やってあげる付き人みたいなもんだ」という最近決めた新たな価値観
こう考えるに至った状況について、少し思いを書いておく。
夫としっかり向き合うようになったここ数年で気づいたのだが、うちの夫は男の人あるあるなのか躾のせいなのか非定型発達のせいなのかわからないが、”家”の使い方が私とはまるで違う。そもそも新婚時代に愕然としたことに、私にとって人生のほとんどの時間を過ごす場所であり一番お気に入りの場所にしておきたい”家”は、夫にとって”ただの寝る場所”だったので、そこからして全く違うのだが。コロナ禍を経て夫も今はほとんど在宅勤務なのでその価値観も少しは変わっているはずと思いたいけれど、使い方は変わっていない。
私が”夫の身の回りのこと全部やってあげる”と書いた”身の回りのこと”は、例えばこんなもの。料理・洗濯・掃除などの一般家事のほかに
- 夫が開けた扉をしめる
- 夫が出した引き出しをしめる
- 夫が通ったあとのドアをしめる
- 夫が立ち去った場所の電気を消す
- 夫が使った椅子を元の場所に戻す
- 夫が使った小物を元の場所にしまう
- 夫が立ち去った部屋のエアコンを消す
- 夫が使った水回りの飛び散った水を拭く
- 夫が汚したランチョンマットを拭いてしまう
- 夫が出してきて使った料理道具と食器をしまう
- 夫がその辺に置きっぱなしのごみを拾って捨てる
- 夫が使って床に放置したクッションを元の場所に置く
- 夫が使って床に放置したブランケットを畳んで元の場所に置く
- 夫が脱ぎっぱなしのバラバラな靴やスリッパをそろえる or しまう
書いてみると「これぐらい」と思うが、これが1日に何度も何度も何度も何度も、夫が通り過ぎた後はすべてフォローして回ってる印象である。
見かねて夫に「~して!」と”注意”すると理由をつけて逆切れし「どうせまた使うんだからいいじゃん!」「ぐりえちゃんが潔癖症すぎるんだよ!」と怒られる。そこで夫に「~した後は~してほしいな♡」と”お願い”するのだが、その場ではやってくれても次からは決してやらない。毎回毎回ヤイヤイ言うのも私がストレスなので、「稼いできてもらってるんだし、専業主婦っていうのは夫の身の回りのこと全部やってあげる付き人みたいなもんだ」と思うようにすることに決めたのだ。
世の中の専業主婦のみなさんはみんなこうなのかなあ。私が知ってる”家庭”は実家かうちしかなくて、実家の父は(非定型発達ではあるが)母に注意されたことは守っているように見えたから、めちゃめちゃカルチャーショックである。ああ、でもよく雑誌やテレビで見る『脱いだ服をその辺に置く』がないだけマシなのかな!洗い物もゴミ出しもしてくれるし。よその家の悪いところだけ見て、心を落ち着けるようにしよう。
ちなみにこれらに加えて以下の作業もあって、夫の”うっかりミス”は教えなかった私の責任になる。
- 世の中のニュースを教えてあげる
- 夫が家を出る時に忘れ物はないか確認
- 夫のプライベートのスケジュールを管理
- 夫のプライベートのスケジュールをリマインド
もうこれ、完全に私設秘書やん。
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