顎の痛みの原因は

健康

 いよいよ左の顎まわりの痛みが我慢できなくなってきた。いや、痛みそのものは我慢できる程度の弱い痛みなのだが、とにかく四六時中続いていることと、顎だったり歯だったり目だったり頭だったりあちこちに痛みが転移するので、家にいて起きている間中そのことばかり考えてしまって、もう頭がおかしくなりそうなのだ。
 重い腰をあげてどこか病院へ行ってみようかと思い、ネットで調べてみた。うすうす知ってはいたが、顎関節症を治すために咬み合わせの治療をするのは今では逆効果らしい。確かにこれまで私は歯列矯正も奥歯を削ることもしたが、痛みに関して言えば全く改善されていないどころか悪くなっている気もする。これ以上悪化させないためにも、もし通うなら最新の知識を持った専門の病院へ行かないと怖いと思った。
 そこで某医科歯科大学病院が候補にあがったのだが、ホームページを見ると「より有効で短期間に症状を改善させる治療」に保険は適用されないのだそうだ。またか。子宮筋腫の件でも思ったが、日本は新たな医療や薬などの保険適用が遅くはないだろうか。保険診療と自由診療を併用する混合診療が禁止されているのも、なんだか納得がいかない。
 とはいえ文句を言っていても仕方がない。お金には変えられないとは思い、その病院で行っている最新の治療法とはどんなものなのかさらに調べていたら、この病院で診察を受けたという方のブログに行き当たった。ご丁寧にその病院の治療法(?)を書いて下さっていたのだが、それはずばり「生活を変えること」だった。具体的には家中にリラックスを促す貼紙をすることと、口を大きく開けるストレッチをすることの2点。これで約6万円の出費はいかがなものか。というか、このノウハウ(?)をブログで公表されてしまっては商売にならないのではないかと心配に思ったが、別に商売のために病院をされている訳でもないだろうからおそらく問題はないのだろう。
 そしてその方が言うには、顎の痛みの原因はおそらく日常のストレスなのだそうだ。ストレスに対する自分の接し方を変えることが、顎の痛みを治すことにつながると。ああ、また「ストレス」とやらと上手に付き合えない自分が悪いのだと思うとがっかり。これだったらわざわざ遠い大学病院へ行って、高いお金を払う必要もないのではないかと思えてきた。
 という訳で治療法もわかったし、しばらくは家に「リラックス」の貼紙でもして様子を見る事にする。

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