また風邪をひいた。今度はのど風邪で、医学的に言うとたぶん急性上咽頭炎。
1日目:声がガラガラ
2日目:声が出ない。37.6℃の熱
3日目:鼻の奥が痛い。ひどい頭痛・肩こり
4日目:喉が痛い。38.0℃の熱
5日目:熱下がる。鼻水鼻づまり
喉の痛みは飲食には支障ない場所だったし、咳もほとんど出なかった。ただ熱もさることながら、3日目の頭痛が酷いのなんの!今までに経験したことのないほどの締めつけるような頭痛(特に後頭部痛)と肩こりで、頭を押さえたまま目をぎゅっとつぶって耐えるしかなかった。
なんだったんだろうと思ったら、どうやら上咽頭炎の関連痛だったらしい。
感冒では最初の現象として急性上咽頭炎が起き、その結果、のどの痛みや痰などの自覚症状が生じます。
また、上咽頭は神経線維が豊富で迷走神経が投射しており、自律神経とも密接な関係があります。
そして、関連痛として上咽頭に比較的近い部位である首や肩のコリや頭痛が生じます。
「ひどい肩こりを感じたら、実はインフルエンザの始まりだった」という経験を持っている人は少なくないと思いますが、この肩こり症状も実は急性上咽頭炎の関連症状です。
慢性上咽頭炎 ー 日本病巣疾患研究会
このページを見ると、上咽頭炎は自己免疫疾患(腎臓病、関節炎、膠原病、皮膚疾患)や自律神経調節障害(めまい、嘔気、胃部不快、便通の異常、全身倦怠感、うつ)を引き起こすと言われているやっかいな病気。関節リウマチ(膠原病)とめまいに悩まされている私にとって、目の敵にしたくなる疾患である。
それにしても、やっぱり風邪ひきやすいなあ。今年に入ってもう3回目だから毎月のように風邪をひいてることになる。関節リウマチの免疫抑制治療の怖さを最近しみじみ感じてしまう。
昨年までは引きこもりがちで近所の買い物と実家の往復ぐらいしか外出してなかったので、ほとんど風邪をひかなかったから油断していた。最近ふっきれ気味の私は「数十年ぶりに」みたいな予定を入れまくってしまい、先週は都内に出かけて飲み会とか出ちゃった。そしたら途端にこれですよ。健康な人たちと同じように何も考えずに遊んだり騒いだりするのってもうできないんだなあ、と思い知らされた。もっと気を付けよう。マスクは外しちゃダメ&飲食中はこまめに手指を消毒して!
という訳で、何度も言うけど関節リウマチの方は「鼻うがい」大事よ。

口から出すタイプもあるよ。

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