食に興味がない

思うこと

 昨日の「笑っていいとも!」のあるコーナーに、お笑い芸人アジアンの隅田さんが出ていた。この1週間の食事メニューを出していたのだが、食べない時があったり食べてもパンやパスタだけだったり。隅田さん曰く「私が食べるのは生きるため。食に興味がないんです。なんなら朝昼晩パンでも大丈夫です。」会場からは「えー?」と驚きの声が上がっていたが、私はものすごく共感した。テレビで私と同じことを堂々と言う人を初めて見たので、ちょっと感動した。
 ひょっとして隅田さんもうつ病なのかと心配になったが、他の人に「生きてて何が楽しいの?」と聞かれ「食べること以外は何でも楽しいですよ。」と答えていたので、言葉をそのまま信じるとすればその心配はないようだ。
 「生きてて何が楽しいの?」──こっちが聞きたい。最近の私は抗うつ薬を飲まなくなったとは言え、特段楽しいことがあるわけでもなく、かといって死ぬ理由もないので生きている。その中で大きな時間を占める食事は本当に面倒くさい。一時期それこそ朝昼晩とパンばかり食べていたら、生理が止まり吹き出物ができ鉄欠乏性貧血のせいで動悸息切れ眩暈に苦しみ、なぜかどんどん太ってきたのでやめた。どうして人間にはドッグフードみたいな総合栄養食がないのだろう。誰か開発してくれないだろうか。きっと隅田さんも喜ぶと思う。

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